2005年09月30日
手作りコスメ容器・道具の消毒方法①煮沸消毒
①なべに消毒する手作りコスメ用容器・器具を入れます(金具やゴムがついている場合ははずします)。
②容器・器具がかぶるように水を入れて、弱火にかけます。
③徐々に火を強め、沸騰したら5分ほど煮ます。
④煮沸が終わったら、水気を切りの良い清潔な場所に置き、完全に乾くまで自然乾燥させます。
手作りコスメ容器・道具の消毒方法②エタノール消毒
①手作りコスメ用容器にエタノールを入れて振り洗いします。
②容器の口、外側、器具などは、コットンやティッシュにエタノールを染み込ませて、ていねいに拭きます。
※容器のフタ、ネジ部分はかびやすいので、ていねいに消毒してください。
基本の化粧水
基本の化粧水
★材料
・精製水・・・・・100cc
・グリセリン・・・小さじ1/4~1
★作り方
・精製水とグリセリンを保存容器に入れて混ぜる。
★アレンジ★
・精製水をフローラルウォーターかハーブティーにする
・基本レシピにエッセンシャルオイルを数滴(2~10ほど)加える
・もっとしっとりさせたい方は、基本レシピに尿素を小さじ1/2以下で加えてください
・基本レシピにクエン酸を微量(耳かき1/2~1くらい)入れると弱酸性化粧水になります
★備考★
・チンキやハーブビネガーなどを加えてもOKです
・お好みのモノを組み合わせて、手作りのオリジナル化粧水を楽しんでください
基本のフェイスクリーム
基本のフェイスクリーム
★材料
・植物油・・・30ml
・精製水・・・15ml
・ミツロウ・・・5g
★作り方
・ミツロウと植物油を湯煎でとかす
・精製水を入れて混ぜる
・容器に移し、冷まして固める
・できあがり
★アレンジ★
・植物油をハーブオイルにしてもOK
・精製水をフローラルウォーターかハーブティにしてもOK
・精油は4~5滴程度をお好みで加えてください
・ミツロウと水の量で固さを調整してください
★備考★
慣れないと分離するかもしれません。
何度かやってみるとコツがつかめると思います(^-^)♪
基本のフェイスオイル
基本のフェイスオイル
★材料
・植物油・・・20ml
・精油・・・・1滴
★作り方
・材料をビンに入れて振る
★使い方
・優しくマッサージします。
・マッサージ後はふき取らずに、そのまま肌になじませてください。
★備考★
・クレンジングオイル・ボディオイルと同じ作り方です。
・1つ作っておくと、あちこちに使えて便利です。
・特に旅行のときなど、便利でよいと思いますo(^-^)o
基本のクレンジングオイル
基本のクレンジングオイル
★材料
・植物油・・・20ml
・精油・・・・1滴
★作り方
・材料をビンに入れて振る
★使い方
・メイクとなじませるようにマッサージします
・よくなじんだら、石鹸をよく泡立てて2度洗顔がおすすめです
・ウォータープルーフのマスカラもグイグイ落ちますよ(^_^)♪
基本のボディパウダー
基本のボディパウダー
★材料
・コーンスターチ・・・大さじ5
・精油・・・・・・・・5滴前後
★作り方
・材料をフタつきの容器に入れてふる
・できあがり
★アレンジ★
・コーンスターチの代わりに片栗粉でもOK
・ドライハーブを粉状にしてまぜてもOK
★備考★
・1ヶ月を目安に使用してください
・フェイスパウダー(白粉)としてもどうぞ
基本のボディオイル
基本のボディオイル
★材料
植物油・・・30ml
精油・・・5~6滴
★作り方
・材料をビンに入れて混ぜる
★アレンジ★
・植物油はハーブオイルでもOKです
★備考★
・1ヶ月を目安に使用してください
基本のボディローション
基本のボディローション
★材料
・精製水・・・・・100cc
・グリセリン・・・小さじ1/4~1
★作り方
・精製水とグリセリンをスプレー容器に入れて混ぜる。
★アレンジ★
・精製水をフローラルウォーターかハーブティーにする
・基本レシピにエッセンシャルオイルを数滴(2~10ほど)加える
・もっとしっとりさせたい方は、基本レシピに尿素小さじ1/2~1を加えてください
★備考
手作り化粧水と同じです。
お好みのものを合わせて色々試してみてください
基本のパック
基本のパック
★材料
・クレイ・・・大さじ1
・水・・・・・小さじ1
・植物油・・・小さじ1/2~1(入れなくても可)
★作り方
・材料をまぜる
★アレンジ★
・水をフローラルウォーターやハーブティにする
・粉末のドライハーブや海草を加えるのもよいですね
・精油を加えるときは、1滴でOKです
基本のハンドクリーム
基本のハンドクリーム
★材料
・植物油・・・30ml
・精製水・・・15ml
・ミツロウ・・・5g
★作り方
・ミツロウと植物油を湯煎でとかす
・精製水を入れて混ぜる
・容器に移し、冷まして固める
・できあがり
★アレンジ★
・植物油をハーブオイルにしてもOK
・精製水をフローラルウォーターかハーブティにしてもOK
・精油は4~5滴程度をお好みで加えてください
・ミツロウの量で固さを調整してください
★備考★
慣れないと分離するかもしれません。
何度かやってみるとコツがつかめると思います(^-^)♪
基本のシャンプー
基本のシャンプー
★材料
・無香料のせっけんシャンプー・・・100ml
・精油・・・・・・・・・・・・・・15~20滴
★作り方
・材料を容器に入れてまぜる
★備考★
せっけんシャンプーを使った時は、クエン酸がお酢でリンスします。
アルカリ分を中和するためです
基本のクエン酸リンス
基本のクエン酸リンス
★材料
・アルコール・・・10ml
・精油・・・・・・15~20滴
・グリセリン・・・10ml
・精製水・・・・・500ml
・クエン酸・・・・60g
★作り方
・材料の上から順番にびんに入れて振る。
★使い方
・洗面器一杯のお湯に、クエン酸リンス大さじ2~3程度混ぜて使います。
基本のヘアオイル
基本のヘアオイル
★材料
・植物油・・・30ml
・精油・・・・6滴
★作り方
・容器に入れて混ぜる
★使用する精油の例
・明るい髪・・・カモミール
・黒髪・・・・・ローズマリー
・フケ・・・・・ティートゥリー
・オイリー・・・レモン
・ドライ・・・・ゼラニウム
★備考★
・植物油は無臭のものを使用した方がよいです
基本のヘアカラー
基本のヘアカラー
★材料
・ヘナのパウダー・・・100g(ロングは200g)
・水・・・・・・・・・ヘナの2~3倍
★作り方
・ボウルなどにヘナのパウダーを入れる
・水を少しずつ加えながら練る
・マヨネーズのような柔らかさになったらできあがり
★使い方
・染める前に洗髪するか(リンスはしない)、霧吹きで髪を湿らせます
(すこし水分が残っている方が染まりやすい)
・クシなどを使って練ったヘナを髪全体につけていく
・つけ終わったらラップやシャワーキャップで頭全体をくるみます
・1~2時間置きます
・染まったら、ヘナを流したあとシャンプー&リンスします
★アレンジ★
・粉末状にしたドライハーブやコーヒーなどを混ぜると、微妙に色を変えることができます。
★備考★
・ゴム手袋を使用してください
・顔・服に付くと染まりますので、注意してください
基本のスクラブ
基本のスクラブ
★材料
・クレイ・・・大さじ1
・植物油・・・小さじ1
・水・・・・・小さじ1
★作り方
・材料をまぜる
★使い方★
・やさしくマッサージしてください
★アレンジ★
・クレイをあら塩や米ぬか、また他のモノでもOKです。
・植物油と水を、はちみつやハーブティ、ミルクなどでもOKです。
・好みのモノを合わせて、手作りスクラブを楽しんでください。
基本のバスソルト
基本のバスソルト
★材料
・天然塩・・・1カップ
(あら塩でもOK)
・精油・・・・20~25滴くらい
★作り方
・材料を容器に入れて振る
★アレンジ★
・精油の代わりにハーブでもOK
その場合は、だしパックなどに入れてください。
・好みのモノを組み合わせて、手作りバスソルトを楽しんでくださいo(^-^)o
基本のバスオイル
基本のバスオイル
★材料
・植物油・・・小さじ1
・精油・・・・4,5滴
★作り方
・材料をまぜる
★備考
・1回分のレシピです。何回分かまとめて作っておくと便利です。
・お好みのモノと合わせて、手作りバスソルトを楽しんでくださいo(^-^)o
基本の香水
基本の香水
★材料
・アルコール・・・10ml
(無水エタノール、またはウォッカ)
・精油・・・・・・15~30滴くらい
(好みと組み合わせによります)
★作り方
・遮光ビンに入れてふる
★備考★
・精油は単独より、複数使用するほうが、人間は良い香りだと感じるそうです。
・色々試して、手作りのオリジナル香水を楽しんでください
基本のリップクリーム
基本のリップクリーム
★材料
・ミツロウ・・・小さじ1(5g)
・ホホバオイル・小さじ4
・はちみつ・・・小さじ1/2(2.5g)
・精製水・・・・小さじ1/3
★作り方
・ミツロウとホホバオイルと湯煎で溶かす
・はちみつと精製水を加えるてよく混ぜる
・容器に移して、冷えて固まったらできあがり
★アレンジ★
・お好みで精油を4、5滴加えてもOK
・精製水をフローラルウォーターに代えてもOK
・手作りメイク用のカラー素材を加えると、色つきリップもできます
・はちみつや、精製水の量で固さを調整してください
基本の歯磨き
基本の歯磨き
★材料
・重曹・・・・大さじ1
・グリセリン・大さじ1
★作り方
・材料を混ぜる
★アレンジ★
・ティートゥリーやミントの精油を4,5滴加えるとスッキリ系の歯磨きができます
・薬局で売ってるハッカ油がお得で、おすすめです。
・重曹の代わりにクレイでも作れます
★備考★
一生懸命ゴシゴシすると、歯が削れちゃうかもしれません(これは市販品も同じです)。
まず何もつけずにブラシのみで磨いて、仕上げに手作り歯磨きを使うのが良いと思います。
ミルク(牛乳)
ミルクには、肌の潤いを守り、肌を柔らかくし、抗炎症、洗浄作用などがあります。ミルクは欧米では入浴剤としてよく使用されます。クレオパトラがミルク風呂を好んだことは有名な話です。
手作りコスメでは、ミルクをパック・入浴剤・クレンジングに使用します。通常のミルクだけではなく、スキムミルクも同じように使用できます。
★手作りコスメでの、ミルク使用例★
・そのままお風呂に入れて入浴剤(ミルク単独でも、はちみつなどと混ぜてもOK。量は好みで
・あら塩と混ぜて全身スクラブ
※身近な食材を利用した手作りコスメでも、肌にトラブルが起きることもあります。敏感肌やアレルギーの方は、まずパッチテストや目立たない場所で試し塗りするなど、自分なりに工夫しながら、手作りコスメを楽しんでくださいねo(^-^)o
黒砂糖(ブラウンシュガー・黒蜜)
黒砂糖とは、サトウキビから取れる砂糖で、保湿効果があります。
黒砂糖には保湿効果のある糖蜜の他に、マグネシウムやカリウムなどのミネラル類が豊富に含まれています。
手作りコスメでは、手作り石鹸に練りこんだり、入浴剤・化粧水・ヘアパックなどに利用できます。
★手作りコスメでの、黒砂糖使用例★
・そのまま入浴剤として
・お湯でとかして黒蜜にしてヘアパックに
・手作りせっけんに加えると、泡立ちが良くなります
★身近な食材を利用した手作りコスメでも、肌にトラブルが起きることもあります。敏感肌やアレルギーの方は、まずパッチテストや目立たない場所で試し塗りするなど、自分なりに工夫しながら、手作りコスメを楽しんでくださいねo(^-^)o
きな粉
きな粉は、炒った大豆を粉状にしたものです。大豆には美肌には欠かせないアミノ酸やミネラル、ビタミンなどが豊富に含まれ、女性ホルモンに良く似たイソフラボンも含まれています。
大豆は美白・洗浄・保湿・皮脂抑制などの作用があるといわれています。また、サポニンという成分も含まれ、汚れを落とすのに効果的です。
手作りコスメでは、きな粉をスクラブやパック、手作り石鹸などに利用します。
★手作りコスメでの、きな粉使用例★
・あら塩とまぜて全身スクラブに
・ヨーグルトと混ぜてパックに
★身近な食材を利用した手作りコスメでも、肌にトラブルが起きることもあります。敏感肌やアレルギーの方は、まずパッチテストや目立たない場所で試し塗りするなど、自分なりに工夫しながら、手作りコスメを楽しんでくださいねo(^-^)o
オートミール
オートミールとは、オート麦、オーツ、カラス麦、燕麦(エンバク)などと呼ばれる麦のことです。
オートミールは、豊富な食物繊維とカルシウム・鉄分を含有し、肌に潤いを与えてくれます。
アメリカでは肌にトラブルがあるとき、オートミールのお風呂に入るそうです。
手作りコスメでは、オートミールをスクラブやパック、手作り石鹸などに利用します。
★手作りコスメでの、オートミール使用例★
・ストッキングやお茶パックに入れて、入浴剤に
・ヨーグルトと混ぜて、フェイスパックに
★身近な食材を利用した手作りコスメでも、肌にトラブルが起きることがあります。敏感肌やアレルギーの方は、まずパッチテストや目立たない場所で試し塗りするなど、自分なりに工夫しながら、手作りコスメを楽しんでくださいねo(^-^)o
緑茶
抹茶、煎茶も同じ緑茶です。緑茶には、豊富なビタミンCと、タンニン、ビタミンE・A、クロロフィルなどが含まれています。
緑茶は、抗酸化・抗菌・保湿・美白などの効果があるとされています。
手作りコスメでは、粉状の緑茶や、緑茶から有効成分を抽出したものを化粧水・クリーム・手作り石鹸など、全般に使用できます。口臭予防の効果もあるため、マウスウォッシュとしてもどうぞ。
★手作りコスメでの、緑茶使用例★
・粉の緑茶をヨーグルトにまぜてフェイスパックに
・普通にお茶を入れ、グリセリンを加えて化粧水に
★身近な食材を利用した手作りコスメでも、肌にトラブルが起きることがあります。敏感肌やアレルギーの方は、まずパッチテストや目立たない場所で試し塗りするなど、自分なりに工夫しながら、手作りコスメを楽しんでくださいねo(^-^)o
シソ(紫蘇)
シソは、ビタミンA、ビタミンC、カルシウム、鉄分などを豊富に含んでいます。これらの栄養素によりシソは、美白・ニキビ・シミなどに効果があるといわれています。またフケや抜け毛の予防にも役立つそうです。
手作りコスメでは、シソの有効成分を抽出したものを、手作り石鹸に練りこんだり、入浴剤・化粧水・ヘアパックなどに利用できます。
★手作りコスメでの、シソ使用例★
・そのまま入浴剤として
・葉を乾燥させたものを、手作り石鹸に練りこむ
★身近な食材を利用した手作りコスメでも、肌にトラブルが起きることもあります。敏感肌やアレルギーの方は、まずパッチテストや目立たない場所で試し塗りするなど、自分なりに工夫しながら、手作りコスメを楽しんでくださいねo(^-^)o
アーモンドの粉
アーモンドには、たんぱく質、カルシウム・鉄・などのミネラル類、ビタミンB2などが豊富に含まれており、保湿効果や肌を柔らかくする効果があります。
手作りコスメでは、アーモンドの粉をスクラブ剤やパックとして使用します。アーモンドの粉は、スーパーのお菓子の材料コーナーなどで入手できます。
★手作りコスメでの、アーモンドの粉使用例★
・クレイまぜてスクラブに
・ヨーグルトとまぜてパックに
★身近な食材を利用した手作りコスメでも、肌にトラブルが起きることもあります。敏感肌やアレルギーの方は、まずパッチテストや目立たない場所で試し塗りするなど、自分なりに工夫しながら、手作りコスメを楽しんでくださいねo(^-^)o
ヨーグルト
ヨーグルトには、良質なたんぱく質や乳酸菌が含まれており、保湿・抗炎症・美白などの作用があります。
手作りコスメでは、ヨーグルトをパックに利用するほか、ヨーグルトの上澄み(乳清)は化粧水などに利用できます。
★手作りコスメでの、ヨーグルト使用例★
・はちみつと混ぜてフェイスパックに
・スクラブ剤になるものと混ぜて、しっとり系のスクラブに
・乳清化粧水の作り方はここをクリック
★身近な食材を利用した手作りコスメでも、肌にトラブルが起きることもあります。敏感肌やアレルギーの方は、まずパッチテストや目立たない場所で試し塗りするなど、自分なりに工夫しながら、手作りコスメを楽しんでくださいねo(^-^)o
卵の薄皮化粧水
卵の薄皮には、ヒアルロン酸が含まれています。ヒアルロン酸には保水力・コラーゲンの保持・シミ防止・新陳代謝を高めるなどの効果があります。
手作りコスメでは、卵の薄皮原液を作り、その原液を化粧水・美容液・ヘアリンスなどに使用します。
●卵の薄皮原液の作り方●
---材料---
・生卵の薄皮・・・・・・・・・・10個分
・根昆布or肉厚昆布…・・5g(細く切る)
・ホワイトリカー(35度)…150ml
---作り方---
①卵の殻の外側と内側をの水でよく洗う
②しばらく水につけてはがしやすくする
③はがした薄皮の水気を切って乾燥させる
④容器に薄皮、昆布、ホワイトリカーを入れ、冷蔵庫で一週間置くと、原液の完成。
---卵の薄皮化粧水---
・原液・・・50ml
・精製水・・・40ml
・グリセリン・・・10ml、
・クエン酸…微量(爪楊枝の先にちょっとつける程度)
以上を混ぜて出来上がり。
※冷蔵庫保存で、1ヵ月以内に使ってください。
※敏感肌・アトピーなどでアルコールが気になる方は湯煎してください。
70~80℃のお湯で出来上がった化粧水を1分ほど湯せんすると、
アルコールを飛ばせます。
★手作りコスメ(化粧品)や、自然素材での簡単スキンケアは、
必ずしもトラブルが起きないというものではありません。
めだたない所でパッチテストなどを行ってから、自己責任で使用してくださいねo(^-^)o
日本酒
日本酒には、麹酸 やアミノ酸 が含まれています。麹酸にはメラニン色素生成を抑制する働きがあります。また、殺菌や新陳代謝を良くする働きもあります。
手作りコスメでは、日本酒を入浴剤や化粧水として使用します。
日本酒は、ハーブや生薬の有効成分抽出の際に、エタノールやホワイトリカーの代わりとしても使用できます。
★手作りコスメでの、日本酒使用例★
・そのままお風呂に入れて入浴剤
・精製水とグリセリンを加えて化粧水に
・日本酒ローションの作り方はここをクリック
★身近な食材を利用した手作りコスメでも、肌にトラブルが起きることもあります。敏感肌やアレルギーの方は、まずパッチテストや目立たない場所で試し塗りするなど、自分なりに工夫しながら、手作りコスメを楽しんでくださいねo(^-^)o
メープルシロップ
メープルシロップとは、カエデの樹液を煮詰めて作られるシロップです。
メープルシロップには、カルシウムやカリウムなどのミネラル類やビタミンが豊富含まれていおり、抗炎症・保湿・皮膚を柔らかくする作用などがあります。糖分は保湿剤として働きます。
手作りコスメでは、メープルシロップをヘアパック・化粧水・入浴剤など、全般に使用できます。
★手作りコスメでの、メープルシロップ使用例★
・直接髪につけてヘアパックに
・化粧水にくわえる
★身近な食材を利用した手作りコスメでも、肌にトラブルが起きることもあります。敏感肌やアレルギーの方は、まずパッチテストや目立たない場所で試し塗りするなど、自分なりに工夫しながら、手作りコスメを楽しんでくださいねo(^-^)o
にがり
にがりとは、海水から塩分を除いた液体のことです。にがりには、マグネシウム、鉄、銅、亜鉛、セレン、マンガンなどのミネラル類が豊富に含まれ、紫外線による活性酸素をすばやく除去してくれます。特にマグネシウム含有率が高く、肌のセラミドの強化になるといわれています。
手作りコスメでは、にがりを化粧水・入浴剤などに使用できます。
(化粧品ではないですが、飲むとお通じが良くなります^^。でも飲みすぎは注意。下します)
★手作りコスメでの、にがり使用例★
・精製水とまぜて化粧水に(濃度は10~50%くらい)
・クレンジングやパックなどに1滴たらすと、毛穴の汚れが落ちやすくなります
・にがり化粧水の作り方はここをクリック
★身近な食材を利用した手作りコスメでも、肌にトラブルが起きることもあります。敏感肌やアレルギーの方は、まずパッチテストや目立たない場所で試し塗りするなど、自分なりに工夫しながら、手作りコスメを楽しんでくださいねo(^-^)o
酒かす
酒かすには、アルブチン、リノール酸が含まれています。この2つの成分はメラニンの生成を抑制し、美白に効果があるとされています。また、酒かすは保湿・老廃物除去 ・新陳代謝促進などに効果的だといわれています。
手作りコスメでは、酒かすを手作りせっけん・パック・入浴剤などに使用します。
★手作りコスメでの、酒かす使用例★
・蜂蜜のまぜてパックに
・クレイとまぜてスクラブに
★身近な食材を利用した手作りコスメでも、肌にトラブルが起きることもあります。敏感肌やアレルギーの方は、まずパッチテストや目立たない場所で試し塗りするなど、自分なりに工夫しながら、手作りコスメを楽しんでくださいねo(^-^)o
はちみつ
はちみつには、各種ビタミン・ミネラルが豊富に含まれます。
はちみつには、保湿・抗菌・洗浄などの作用があるとされています。糖分は保湿剤として働きます。
手作りコスメでは、はちみつをスキンケア・ヘアケアなど全般に使用できます。
★手作りコスメでの、はちみつ使用例★
・化粧水にすこし加える
・そのまま入浴剤として
・はちみつヘアパックの作り方はここをクリック
★身近な食材を利用した手作りコスメでも、肌にトラブルが起きることもあります。敏感肌やアレルギーの方は、まずパッチテストや目立たない場所で試し塗りするなど、自分なりに工夫しながら、手作りコスメを楽しんでくださいねo(^-^)o
米ぬか
米ぬかとは、玄米を精米する際に得られる茶色い米の表皮と胚芽の部分のことです。
米ぬかにはビタミンB類・ビタミンE・鉄分やカルシウムなどのミネラルが豊富に含まれ、保湿・シミ防止・新陳代謝促進・洗浄などの作用があるとされています。
手作りコスメでは、米ぬかを入浴剤・パック・スクラブ・手作り石鹸などに使用できます。
※無農薬栽培のお米からとった米ぬかをおすすめします。
★手作りコスメでの、米ぬか使用例★
・小さな布袋に入れて洗顔に(なでるように洗います
・クレイやオートミールとまぜてスクラブに
★身近な食材を利用した手作りコスメでも、肌にトラブルが起きることもあります。敏感肌やアレルギーの方は、まずパッチテストや目立たない場所で試し塗りするなど、自分なりに工夫しながら、手作りコスメを楽しんでくださいねo(^-^)o
ベントナイト
ベントナイトとは、アメリカのフォートベントン原産のクレイです。モンモリオナイトを主成分とする火山灰沈殿物からなるクレイで、ミネラルを豊富に含んでいます。
水を含むと膨張する性質があり、毛穴の汚れを取り去ってくれます。
はみがき粉としても使用できます。
手作りコスメでは、パックや入浴剤、ボディパウダー、手作り石鹸などに利用します。
カオリン
カオリンとは、中国のカオリン原産のクレイです。チャイナクレイとも呼ばれます。一般的によく知られているクレイで、ミネラルを含んでいます。
余分な皮脂や汗などを吸収するはたらきがあります。また、パウダーファンデーションなどの粉状のメイク用品のベースにも使われる素材です。
カオリンは、すべての肌質向けで、手作りコスメでは、パックや入浴剤、ボディパウダー、手作り石鹸、ファンデーションなどに使用します。
モンモリオナイト
モンモリオナイトとは、フランスのモンモリロ原産のクレイです。モンモリオナイトは、汚れの吸着力に優れおり、保水力もあるクレイです。
手作りコスメでは、パックや入浴剤、ボディパウダー、手作り石鹸に利用します。敏感肌向けです。
レッドクレイ
レッドクレイとは、火山灰できているクレイで、鉄分・脂肪を多く含みます。老廃物の排出に効果的で、血行促進作用もあるといわれています。
手作りコスメでは、オイリー肌・混合肌・乾燥肌に適しており、パックや入浴剤、ボディパウダー、手作り石鹸などに使用します。
グリーンクレイ
グリーンクレイは殺菌力・洗浄力が強く、最も肌に吸収されやすいタイプのクレイです。
グリーンクレイはオイリー肌向けで、汚れを除去し、肌を柔らかくする作用があるとされています。ニキビにも効果があるといわれています。
手作りコスメでは、パックや入浴剤、ボディパウダー、手作り石鹸などに使用します。
イエロークレイ
イエロークレイは、グリーンクレイと同じような作用のあるクレイで、毛穴を引き締める効果もあるとされています。
手作りコスメでは、特にオイリー肌・荒れた肌・日焼けした肌・老化肌向けで、パックや入浴剤、ボディパウダー、手作り石鹸などに使用します。
オウバク(黄柏)
オウバクとは、ミカン科のキハダの樹木の皮を乾燥させたものです。
オウバクは抗菌・殺菌・美白・抗炎症・収れん作用などがあるといわれています。
漢方の飲み薬としては、胃腸炎・腹痛・黄疸・下痢などの症状に使用されています。
手作りコスメでは、肌荒れ・ニキビ向けに、オウバクの有効成分を抽出したものを化粧水、ジェル、乳液、クリームなどのスキンケア用品に使用します。
ボタンピ(牡丹皮)
ボタンピ(牡丹皮)とは、観賞用のボタンの根の部分のことです。
漢方薬として、消炎、月経不順、打撲の内出血などの症状に用いられます。
手作りコスメでは、主にボタンピの有効成分を抽出したものを化粧水などに使用します。
ボタンピは美白、抗炎症、抗酸化、シワの防止を目的とする人むけです。
またボタンピは、他の生薬の働きを向上させる効果もあるといわれています。
桃の葉
桃の葉は、日本では伝統的にアセモや湿疹の皮膚トラブル用として使われてきた生薬で、夏場は「桃湯」に入る習慣があったそうです。
桃の葉には、タンニン・カルシウム・マグネシウム・アミノ酸・フラボノイドなどが含まれており、保湿、抗炎症、抗酸化、抗アレルギー、抗菌、収れんなどの作用があるといわれています。
手作りコスメでは、桃の葉の有効成分を抽出したものを化粧水やクリーム、入浴剤などのスキンケア用品として使用します。刺激が少ないのでベビー用にも使用できます。
びわの葉
びわの葉は、仏教の古い経典に「最古のアロマテラピー」と記されており、鎮痛・浄化・殺菌作用があり、にきびや湿疹に有効だといわれています。
手作りコスメでは、びわの葉の有効成分をエタノールなどで抽出したものを、化粧水、ジェル、乳液、クリームなどのスキンケア用品に使用します。入浴剤としても使用できます。
ソウハクヒ(桑白皮)
ソウハクヒとは、クワの根の皮を乾燥させたものです。漢方の内服では、咳止め・鎮痛・消炎などに使われます。
ソウハクヒに含まれるフラボノイドは、シミ・ソバカスの元になるメラニンを作りにくくする作用があると言われており、美白化粧品の原料となります。
手作りコスメでは、ソウハクヒの有効成分を抽出したものを、化粧水、ジェル、乳液、クリームなどのスキンケア用品に使用します。ソウハクヒは敏感肌にも良いといわれています。
カンゾウ(甘草)
カンゾウとは、マメ科の植物で、漢方では消炎、解毒、鎮痙、止咳などに使われます。
スキンケアとしては、カンゾウに含まれるグラブリジンという成分が強烈な美白作用があるといわれています。
また、カンゾウは、他の生薬の働きを向上させる作用もあるといわれています。
手作りコスメでは、カンゾウの有効成分を抽出したものを、化粧水、ジェル、乳液、クリームなどのスキンケア用品に使用します。
クマザサ(熊笹)
クマザサとは、北海道などに自生する笹のことです。
ポリフェノール、鉄分、カリウム、マグネシウム、ビタミン類をたっぷり含んでいます。
クマ笹エキスは抗菌力・消臭力が有るといわれ、肌を滑らかにし肌にはりを与えます。
手作りコスメでは、熊笹の有効成分を抽出したものを、化粧水、ジェル、乳液、クリームなどのスキンケア用品に使用します。
また熊笹は、お茶などにして飲むと、疲労回復に役立つとされています。
ウワウルシ(クマコケモモ)
ウワウルシとは、常緑小低木のことで、開花後の花を生薬として用います。
ウワウルシは、アルブチン、タンニン、エラク酸などを含みメラニン色素の生成をおさえるといわれています。
ウワウルシの美白作用は、日焼けだけでなく、メイクやかぶれなどによる色素沈着にも有効だとされています。
手作りコスメでは、主に美白・抗酸化用に、ウワウルシの有効成分を抽出したものを、化粧水、ジェル、乳液、クリームなどのスキンケアに使用します。
ウワウルシはカンゾウと併用すると、さらに美白効果が上がるといわれいます。
スギナ
スギナとは、成長したツクシのことです。スギナには鉄・マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれており、特にカルシウム含有量の多い植物です。
スギナは、収れん・保湿・美白・シワの防止・抗炎症などの作用があるとされています。
手作りコスメでは、スギナの有効成分を抽出したものを、化粧水、ジェル、乳液、クリームなどのスキンケアに使用します。
髪や爪のケアにも有効だといわれています。
どくだみ
どくだみとは、香りの強い生薬で、絞り汁には強い抗菌作用があるとされています。
どくだみには、肌荒れ・ニキビ・皮膚病・水虫などに有効だといわれています。
手作りコスメでは、どくだみの有効成分を抽出したものを、化粧水、ジェル、乳液、クリームなどのスキンケア用品に使用します。
毛穴ケア・ニキビケア・オイリー肌・荒れた肌のスキンケア用に向いているといわれています。
ヨクイニン(ハトムギ)
ヨクイニンとは、ハトムギの種の中身を乾燥させたものです。
ヨクイニンには、ミネラルが豊富に含まれ、保湿作用・抗炎症作用があるとされています。
漢方では、にきび・イボの治療に使用されます。
ヨクイニンは、美白、ニキピ、シワの防止に効果があるといわれています。
手作りコスメでは、ヨクイニンの有効成分を抽出したものを、化粧水、ジェル、乳液、クリームなどのスキンケア用品に使用します。
センブリ(当薬)
センブリとは、リンドウ科の植物で、別名「当薬」とも呼ばれます。
漢方では、健胃、腹痛、皮膚寄生虫の駆除、感冒、月経困難、じんましんなどに使用されます。
また、センブリは毛根の血管を拡張し、血流が良くする働きがあり、育毛剤としても用いられます。
手作りコスメでは、育毛・抜け毛予防に、石鹸(洗髪用)やヘアローションなどのヘアケア用品に使用します。
シコン(紫根)
シコンとは、むらさき草をいう植物の根を乾燥させたものです。
シコンには、抗炎症・抗菌などの優れた作用があり、日本では江戸時代に火傷の治療などに使用されたそうです。
シコンは、美白・肌荒れ・ニキビ・あかぎれ・水虫・魚の目に有効だといわれています。
手作りコスメでは、シコンの有効成分を抽出したものを、化粧水、ジェル、乳液、クリームなどのスキンケア用品に使用します。
クジン(苦参・クララ)
クジンとは、マメ科の植物クララの根です。
漢方ではかゆみや炎症をともなう皮膚疾患の外用薬として使用されます。
クジンは、殺菌・美白・シワの防止に役立つとされています。手作りコスメでは、ニキビ・肌荒れ・日焼け肌のケア・ヘアケア用に、化粧水・美容オイル・クリームなどで使用します。クジンは、アンチエイジングにも良いといわれています。
※クジンの有効成分はアルカロイドなので、タンニンを含む生薬と混ぜて使うと有効成分の能力が下がります。
ローズヒップオイル
ローズヒップオイルとは、野ばら種から抽出される黄金色のオイルです。ローズヒップオイルは、ビタミンC 、ビタミンA、ビタミンA酸(トランスレチノイン酸)、ビタミンB、ビタミンE、必須脂肪酸であるリノール酸とリノレン酸を多量に含有しています。
ローズヒップオイルは、特にダメージ肌、老化肌、日焼けした肌向けのオイルで、ヨーロッパではアトピー性皮膚炎の治療にも用いられているそうです。
ローズヒップオイルは肌触りがあまり良くなく、その上高価なため、他のキャリアオイルに約5~10%の割合で混ぜての使用がおすすめです。
酸化が早いので冷蔵庫で保存しましょう。
マカダミアナッツオイル
マカダミアナッツオイルは、パルミトレイン酸を多く含むオイルです。パルミトレイン酸とは、加齢により失われる成分なので、マカダミアナッツオイルは、老化肌をケアするのに適しています。その他に、オレイン酸、ビタミンA・B・Eなどを含有しています。
肌への吸収がともて良いオイルです。オイルの色はブラウンで、ナッツの香りがします。
手作りコスメでは、クリーム・乳液・マッサージ・美容オイルなどに適しています。
ホホバオイル
ホホバオイルは、ホホバという植物から取れるワックス(ロウ)です。すべての肌質に合う植物油で、肌への浸透性に優れています。さらりとした感触のオイル。ホホバオイルは肌を柔軟に保ってくれるオイルです。ロウエステル ビタミンA E カロチノイドを含有します。
手作りコスメでは、にきび肌、湿疹、乾燥肌、脂症肌などに適しています。
また長期保存できるという特性を持っています。ほとんど腐敗することがありません。
植物油の中ではやや高価です。
ひまわりオイル
ひまわりの種から抽出されるオイルです。さっぱりとした感触で、ビタミンE、リノール酸を多く含有します。
ひまわりオイルは酸化しやすいオイルですが、安定性のために改良されたハイオレイックという種類のものもあります。
手作りコスメでは、すべての肌質の方に適しています。
月見草油(イブニングプリムローズ)
イブニングプリムローズオイル(月見草油)は、免疫に関係のあるガンマリノレン酸を多量に含有しています。
手作りコスメでは、特に乾燥肌、敏感肌、老化肌に適しています。
イブニングプリムローズオイル(月見草油)は、重い感触のオイルなので単独ではやや扱いづらく、値段も高いため、他の植物油と混ぜて(5~20%程度)使用するのがおすすめです。
酸化しやすいので冷蔵後保存してください。
ゴマ油(セサミオイル)
セサミオイルは、ごまから取れるオイルです。セサミオイルはビタミンA、B、Eやミネラルを豊富に含み、酸化しづらいく、日光から肌を守ってくれるオイルです。
手作りコスメでは、クリーム、乳液、美容オイル、マッサージに適しています。特に代謝機能促進作用があるので、マッサージにおすすめです。頭皮マッサージにも適しています。
キャスターオイル(ひまし油)
キャスターオイルは、とうごまの種子からとれるオイルで、別名ひまし油。とろりとした粘度の高いオイルで、リシノール酸を豊富に含み、保湿力に優れています。肌をやわらかくする効果があるとされています。
手作りコスメでは、リップクリームやハンドクリーム・乳液・石けんなどに使用します。手作り石鹸の素材としてくわえると、透明感のある石けんが出来ます。
アプリコットオイル
アプリコットオイルは、杏仁油とも呼ばれ、アプリコットの果実から抽出されるオイルです。軽い感触で保湿力に優れたオイルです
。アプリコットオイルは、ビタミンA・Bを多く含有し、肌の潤いを回復させてくれます。
手作りコスメでは、特に老化肌・乾燥肌・敏感肌向きで、クリーム、乳液、美容オイル、マッサージオイルにおすすめです。
アボカドオイル
アボカドオイルは栄養価の高いオイルで、60%以上のオレイン酸を含有します。その他にビタミンB群、A、E、カロチノイド、レシチンなどを豊富含んでおり、肌を滑らかにしてくれます。
アボガドオイルは保湿性が高いため、手作りコスメでは、特に老化肌・乾燥肌に適しています。
やや重い感触のオイルなので、他の植物油とブレンドして使用します。
クリーム、乳液、美容オイル、マッサージオイルにおすすめです。特に、顔のマッサージ用に適しています。
ヘンプオイル(麻の実油)
ヘンプオイルは麻の種からとられるオイルで、リノール酸、アルファリノレン酸、ガンマリノレイン酸(GLA)をバランス良く含まれたオイルです。
ヘンプオイルは、サラリとしてベタつかず、手作りコスメでは特にフェイシャルケアにおすすめです。また、アトピーやアレルギーの方に適しています。
独特なにおいがあるため、好き嫌いのあるオイルです。
ヘンプオイルは酸化しやすいので、冷暗所で保管してください。
フラックスシードオイル(亜麻仁油)
フラックスシードオイルは、亜麻の種子からとれるオイルで、オメガ-3-脂肪酸のアルファリノレン酸含有量が非常に高い植物油です。
スキンケアとして、また食用としても栄養価の高いオイルです。
フラックスシードオイルは、肌を柔らかくする作用があり、皮膚の再生を促します。
酸化しやすいため冷暗所で保存してください。
オリーブオイル
オリーブオイルは、多量のオレイン酸、リノール酸をを含有しています。
人間の皮脂によく似ているオイルで、皮膚を柔らかくする作用、抗炎症作用などがあります。保湿力もあり、湿疹・アカギレなどにも有効です。
手作りコスメでは、クリーム、乳液、美容オイル、マッサージオイル、ヘアパックなど用途の広いオイルです、また手作り石鹸の材料としてもおすすめです。
カレンデュラオイル
カレンデュラオイルは、マリーゴールドの花びらを、植物油に漬け込んで作られる浸出油です。ビタミンA フラボノイド βカロチンを豊富に含有しており、肌荒れ・肌の炎症・傷・アカギレなど、肌のトラブルに効果的です。また、妊娠腺予防にもおすすめです。
手作りコスメでは、クリーム、乳液、美容オイル、マッサージオイルなどに適しており、特にハンドクリームとリップクリームによく使用されるオイルです。
グレープシードオイル
グレープシードオイルは、ワイン用のぶどうの種を絞って抽出されるオイルです。使い心地が軽く、肌にもなじみやすく刺激が少ないオイルで、マッサージ用に人気があります。
グレープシードオイルは、オレイン酸、リノール酸、ビタミンEを含有し、細胞活性作用があります。
手作りコスメでは、すべてのタイプの肌向きで、クリーム、乳液、美容オイル、マッサージオイルに適しています。
ココナッツオイル
ココナッツオイルは、ココヤシの果肉から抽出されるオイルです。軽くさらりとした質感が特徴の植物油です。
ココナツオイルは、手作り石鹸によく利用されるオイルで、泡立ち・洗浄力が高まります。
肌への刺激がやや強いので、肌の敏感な人は使用量に注意してください。
手作りコスメでは、ボディ用品・ヘアケア用品に適しています。安定性が良く、長期保存が可能です。
ウィートジャームオイル(小麦胚芽油)
ウィートジャームオイルは、小麦の胚芽から抽出されるオイルです。抗酸化作用のあるビタミンEを多量に含んでいるのが特徴で、酸化しにくいオイルです。
ウィートジャームオイルは老化肌、肌荒れ、乾燥肌、しもやけ、あかぎれなどに効果的。
やや重いオイルなので、軽めのオイルとブレンドすると扱いやすくなります。
手作りコスメでは、クリーム、乳液、美容オイル、マッサージオイルに適しています。
※小麦にアレルギーのある方は、使用する前にパッチテストをおすすめします。
アニス
●アニスはセリ科の植物で、精油は種子・果実から水蒸気蒸留法でとられます。甘く暖かみのあるスパイシーな香りがします。
●アニスと相性の良い精油・・・スパイス系、ガルバナム、、シダーウッド、ディル、、プチグレン、マンダリン、ローズウッド、ローレルなど。
●アニスの精油の作用・・・消化促進、皮膚疾患、強壮、女性ホルモン様作用など。
●アニスの精油は、乳児、幼児、妊娠中の女性は使用を控えること。
●アニス精油の使用法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど手作りコスメ全般に。
アンジェリカ
●アンジェリカはセリ科多年草で、精油は生か乾燥した根から水蒸気蒸留法でとられます。土とコショウのような香りがします。
●アンジェリカと相性の良い精油・・・ベルガモット、クラリセージ、レモングラス、パイン、マツ、レモン、ジュニパー、ティートゥリーなど。
●アンジェリカの精油の作用・・・消化促進、殺菌、血液浄化、心を安定させる
●アンジェリカの精油は、直射日光に当たると皮膚トラブルの原因になる場合があります。
●アンジェリカ精油の使用法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど手作りコスメ全般に。
イランイラン
●イランイランとは、フィリピン原産の樹木で、精油は摘みたての花から水蒸気蒸留法でとられます。甘く、フローラルなきつい香り。
好き嫌いがわかれる香りです。
●イランイランと相性の良い精油・・・・オレンジ・サンダルウッド・ネロリ・ジャスミン・レモン・ベルガモット・グレープフルーツ・ライムなど。
●イランイラン精油の作用・・・血圧を下げる・月経前の諸症状に・心のバランスをとる・脂性の肌・疲れた肌に。
●イランイラン精油の使用法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど手作りコスメ全般に。
●イランイランの注意事項・・・かぶれる方が割りといるように感じます。敏感肌の方は、パッチテストを行った上で、濃度を薄くしてためしてみてください。
エレミ
●エレミとは、フィリピン原産の熱帯樹木で、精油は樹脂から水蒸気蒸留法でとられます。スパイシーでスッキリとした柑橘系のような香りがします。
●エレミと相性の良い精油・・・オレンジ・ラベンダー・ローズウッド・ジンジャー・ゼラニウム・メリッサ・フランキンセンスなど。
●エレミ精油の作用・・・強壮・殺菌・心の平安など。
●エレミ精油の使用法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど手作りコスメ全般に。瞑想に。
オリガナム(オレガノ)
●オリガナム(オレガノ)とは、しそ科の植物で、精油は花と葉から水蒸気蒸留法でとられます。ウッディーでスパイシーなハーブの香り。
イタリアンなどのお料理にも使われるハーブです。
●オリガナムと相性の良い精油・・・ローズマリー・パインなど。
●オリガナム精油の適応領域・・・呼吸器系の疾患・抗ウイルス・食欲不振・セルライト・生理不順・ニキビなど
●オリガナム精油の使用方法・・・ニキビや吹き出物に効果的。芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど手作りコスメ全般に。
●オリガナム精油の注意点・・・皮膚を刺激する可能性があるフェノール成分を含有するため、敏感肌の人は肌への使用を控える。
オールスパイス
●オールスパイスとは、中南米原産のフトモモ科の植物で、精油は葉から水蒸気蒸留法でとられます。温かみのあるスパイシーな香りがします。
カレーなどのスパイスとしても利用されます。クッキーやチャイの香り付けに入れても美味しいです。
●オールスパイスと相性の良い精油・・・フランキンセンス、レモン、レモングラス、ラベンダーなど。
●オールスパイス精油の適応領域・・・血行促進・呼吸器系の疾患・筋肉痛・心を明るくするなど。
●オールスパイス精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど手作りコスメ全般に。
●オールスパイス精油の注意点・・・肌に刺激を起こす可能性があります。
オレンジ
●オレンジの精油は果実から冷圧搾法によってとられます。甘くフレッシュな香り。誰にでも親しみのある元気を与えてくれる香りです。
●オレンジ精油と相性の良い精油・・・オレンジはどんな精油とも相性が良い精油です。
●オレンジ精油の適応領域・・・消化促進・消毒・心を朗らかにする・乾燥肌・セルライト・血行促進など。
●オレンジ精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど手作りコスメ全般に。
●オレンジ精油の注意点・・・柑橘系の光毒性があるため、使用直後に直射日光に当たらない。
カモミール
●カモミールとは、キク科のハーブで、日本名は“カミツレ”といいます。ローマンとジャーマンの2種類あります。精油は花と葉から水蒸気蒸留法でとられます。大地のリンゴとも言われ、リンゴの様な香りがします。
●カモミール精油の相性の良い精油・・・・ラベンダー・バラ・シダーウッド・ゼラニウム・ネロリ・レモンバームなど。
●カモミール精油の適応範囲・・・胃腸粘膜の炎症・アレルギー・不眠・不機嫌・肌の炎症抑制など。
●カモミール精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど手作りコスメ全般に。特に敏感肌やアレルギーの人におすすめです。
●カモミール精油は、金髪をより明るい色にする作用があります。
●注意事項・・・キク科の植物にアレルギーのある方は、使用を控えてください。
カユプテ
●カユプテとは、フトモモ科の常緑樹で、精油は枝から水蒸気蒸留法でとられます。スッキリとしたフレッシュな香り。
●カユプテ精油と相性の良い精油・・・レモン・ベルガモット・ティートゥリー・ユーカリ・ラベンダー・ジュニパーなど。
●カユプテ精油の適応範囲・・・空気の浄化・風邪・殺菌など。
●カユプテ精油の使用方法・・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど手作りコスメ全般に
ガルバナム
●ガルバナムは、セリ科の植物で、精油は樹脂から水蒸気蒸留法でとられます。甘くさわやかでグリーンな香り。
●ガルバナム精油と相性の良い精油・・・イランイラン・ジンジャー・ローズ・フランキンセンス・ゼラニウムなど。
●ガムバナム精油の適応範囲・・・抗炎症・抗アレルギー・女性ホルモン様・消化不良など。
●ガムバナム精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど手作りコスメ全般に(敏感肌は注意が必要)。
●ガルバナム精油の注意点・・・皮膚を刺激する可能性があります。通経作用があります。妊婦の方は使用しないでください。
カンファー
●カンファーはクスノキ科の植物で、精油は枝から素性木蒸留法でとられる。スッキリした香り。
和名は樟脳(しょうのう)といい、防虫剤として使用されます。
●カンファー精油と相性の良い精油・・・イランイラン、オレンジ、マンダリン、フランキンセンスなど。
●カンファー精油の適応範囲・・・抗ウツ・防虫・消臭・炎症を静めるなど。
●カンファー精油の使用方法・・・捻挫などに冷温シップとして。デオドラントスプレーなど。
●カンファー精油の注意点・・・刺激が強いため、高血圧・妊娠中の方、喘息患者、てんかん体質の方の使用しないでください。
キャロットシード
●キャロットシードとは、セリ科のハーブで、精油は種から水蒸気蒸留法でとられます。スパイシーで甘く、土のようなハーブの香り。
●キャロットシード精油と相性の良い精油・・・ラベンダー・レモン・オレンジ・ベルガモット・プチグレン・ネロリなど。
●キャロットシード精油の適応範囲・・・細胞の再生・抗菌・抗炎症・抗ウイルス・肝臓や皮膚疾患に。
●キャロットシード精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど手作りコスメ全般に。
●キャロットシードの注意点・・・通経作用があるので、妊娠中は使用しないでください。
クラリセージ
●クラリセージとはセリ科のハーブで、精油は花の先端から水蒸気蒸留法でとられます。少しスパイシーな甘いハーブの香り。
●クラリセージ精油と相性の良い精油・・・ほとんどの精油と相性が良い。樹木系・フローラル系・柑橘系など。
●クラリセージ精油の適応範囲・・・不眠・不安・月経前症候群・リラックス作用など。
●クラリセージ精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど手作りコスメ全般に。
●クラリセージ精油の注意点・・・リラックス作用が強いため、集中力が必要な作業中には向きません。
クローブ
●クローブとは、フトモモ科のハーブで、精油は花のつぼみからCO2蒸留法によってとられます。温かみのあるスパイスの香り。
ミートソースや、ハンバーグなどのお料理にも使用するスパイスです。
バニラとの相性がよく、クッキーなどの焼き菓子などにも使用します。
●クローブ精油と相性の良い精油・・・イランイラン・ローズマリー・オレンジ・レモン・ベルガモット・ローズ。他のスパイス系全般。
●クローブ精油の適応範囲・・・集中力・殺菌・歯痛・防虫など。
●クローブ精油の使用方法・・・刺激が強いため肌につけるもの以外の方法で使用する。歯痛時に直接塗布。ルームフレグランスとして。
●クローブ精油の注意点・・・刺激が強いので、肌につけるものには使用できません。
グレープフルーツ
●グレープフルーツ精油は果実の皮から圧搾法によってとれます。爽やかで酸味のある柑橘系の香りです。
●グレープフルーツ精油と相性の良い精油・・・他の柑橘系全般。樹木系・ラベンダー・クローブ・ローズマリーなど。
●グレープフルーツ精油の適応範囲・・・殺菌・抗炎症・抗菌・心を明るく高揚させる・抗うつ・過食拒食など。
●グレープフルーツ精油の使用方法・・・お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど手作りコスメ全般。セルライト用マッサージオイル。
●グレープフルーツ精油の注意点・・・柑橘系の精油を肌に使用した場合は、数時間太陽に当たらないようにする。
コリアンダー
●コリアンダーはセリ科のハーブで、精油は果実から水蒸気蒸留法によってとられます。甘くスパイシーな強い香り。
別名、香菜、パクチーとも呼ばれます。タイ料理、中国料理にもよく使われるハーブです。
●コリアンダー精油と相性の良い精油・・・スパイス系・果実系・サンダルウッド・ジュニパー・クラリセージ・フランキンセンスなど。
●コリアンダー精油の適応範囲・・・消化機能の調整・鎮痛・抗炎症・記憶力向上・リフレッシュなど。
●コリアンダー精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど手作りコスメ全般に。
サイプレス
●サイプレスとは、ヒノキ科の樹木で、精油は枝から水蒸気蒸留法で得られます。すっきりと落ち着く樹木の香り。
●サイプレス精油と相性の良い精油・・・・柑橘系・クラリセージ・ラベンダー・ジュニパー・ローズマリー・サンダルウッドなど。
●サイプレス精油の適応範囲・・・免疫向上・抗菌・抗炎症・抗アレルギー・心を落ち着けるなど。
●サイプレス精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど手作りコスメ全般に。
●サイプレス精油の注意点・・・通経作用があるので、妊娠中は使用しないで下さい。
サンダルウッド
●サンダルウッドは、和名:白檀。精油は木から水蒸気蒸留法で得られます。落ち着く甘い樹木の香りで、お香、お線香に用されます。
●サンダルウッド精油と相性の良い精油・・・・フローラル系・柑橘系・フランキンセンス・サイプレス・ベチパーなど。
●サンダルウッド精油の適応範囲・・・緊張緩和・催淫効果・抗炎症・冷え性など。
●サンダルウッド精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど手作りコスメ全般に。瞑想に。
●サンダルウッド精油の注意点・・・香りが持続します。誤って衣服などにつくと香りが落ちにくいです。
ジュニパー
●ジュニパーとは、ヒノキ科の植物で、精油は実から水蒸気蒸留法で得られます。落ち着くウッディな香り。
お酒のジンの原料です。
●ジュニパー精油と相性の良い精油・・・樹木系全般・ラベンダー・ゼラニウム・ジンジャー・バジル・タイムなど。
●ジュニパー精油の適応範囲・・・殺菌・消毒・解毒・食欲増進・リフレッシュ・利尿など。
●ジュニパー精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど手作りコスメ全般に。
ジンジャー
●ジンジャーとは、生姜(しょうが)です。精油は根茎から水蒸気蒸留法によってとられます。ピリッとスパイシーで食欲をそそる香りです。
世界中のどの地域でも、お料理に利用されます。
●ジンジャー精油と相性の良い精油・・・柑橘系全般・樹木系・ジュニパー・シナモン・ユーカリ・フランキンセンスなど。
●ジンジャー精油の適応範囲・・・集中力・記憶力の向上・食欲増進・消化不良・咳を静めるなど。
●ジンジャー精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど手作りコスメ全般に。
●ジンジャー精油の注意点・・・刺激があるため敏感肌の人は注意して使用してください。
シダーウッド
●シダーウッドとは、マツ科の樹木で、精油は木の部分から水蒸気蒸留法によってとられます。まったりと甘い樹木の香りがします。
●シダーウッド精油と相性の良い精油・・・・ネロリ・ジュニパー・ベルガモット・バラ・セージ・レモンなど。
●シダーウッド精油の適応範囲・・・呼吸器系の炎症・殺菌・リラックス・関節炎・オイリー肌・ニキビ肌など。
●シダーウッド精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど手作りコスメ全般に。ニキビ・オイリー肌に。
●シダーウッド精油の注意点・・・通経作用があるので、妊娠中は使用しないで下さい。
シナモン
●シナモンとは、クスノキ科の樹木で、精油は葉を水蒸気蒸留することで得られます。甘みのあるスパイシーな香りがします。
和名はニッキといいます。お菓子、紅茶、コーヒーなどによく使われるスパイスです。
●シナモン精油と相性の良い精油・・・柑橘系全般・スパイス系全般・ラベンダー・サイプレス・ジュニパー・ユーカリ・ローズマリーなど。
●シナモン精油の適応範囲・・・殺菌・消毒・食欲増進・抗うつ・収斂作用など。
●シナモン精油の使用方法・・・足浴手浴など。刺激が強いためマッサージには使用できません。
●シナモン精油の注意点・・・刺激が強い精油です。使用濃度に注意してください。通経作用があります。妊娠中は使用しないで下さい。
ネロリ
●ネロリはオレンジフラワーとも言われ、精油はオレンジの花を水蒸気蒸留法することで得られます。
やわらかく優しい、甘い花の香りがします。
●ネロリ精油と相性の良い精油・・・クラリセージ・ラベンダー・プチグレン・ゼラニウム・サンダルウッド・ジャスミン・カモミール・ローズなど。
●ネロリ精油の適応範囲・・・不安・月経前症候群・腸の不調・気管支炎・乾燥肌・敏感肌など。
●ネロリ精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど全般に。特に敏感肌、乾燥肌に。妊娠線に。
●ネロリ精油の注意点・・・リラックス効果が強いため、集中力が必要な場面では適しません。
パチュリー
●パチュリーとは、シソ科のハーブで、精油は乾燥した葉を水蒸気蒸留法することで得られます。深く強いエキゾチックな香りがします。
好き嫌いの別れる香りで、「かび臭い」と感じる方もいるようです。
アロマ上級者向けの香りかもしれません。
●パチュリー精油と相性の良い精油・・・クラリセージ・ローズ・オレンジ・ネロリなど。
●パチュリー精油の適応範囲・・・ストレス・不安・収斂作用・消毒作用・オイリー肌・ニキビなど。
●パチュリー精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど全般に。特にオイリー肌・老化肌に。
バジル
●バジルとは、しそ科の植物で、精油は植物全体から水蒸気蒸留法でとられます。
イタリア料理にも使われる「バジリコ」のことです。
●バジルと相性の良い精油・・・クラリセージ・ラベンダー・ベルガモット・メリッサ・マージョラム・サンダルウッド・ゼラニウム・ネロリなど。
●バジルの精油の作用・・・気持ちを明るくする・抗うつ・腹部膨満・偏頭痛の改善・にきび
●バジルの精油は、妊娠中の使用は避けること。
●バジル精油の使用法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど手作りコスメ全般に。
バーチ(白樺)
●バーチとは白樺のことで、精油は樹皮と枝から温浸法と水蒸気蒸留法によってとられます。
●バーチ精油と相性の良い精油・・・オレンジ、カモミール、ジンジャー、タイム、フランキンセンス(乳香)、ラベンダー、レモンなど。
●バーチ精油の作用・・・殺菌・消毒・利尿・感染症・筋肉痛・心を元気にするなど。
●バーチ精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど全般に。
●バーチ精油の注意点・・・皮膚を刺激する可能性があります。また、妊娠中の方は使用を控えてください。
(北海道では、白樺にアレルギーを起こす方が多いようです)
パイン
●パインとはマツのことで、精油は葉から水蒸気蒸留法でとられます。スパイシーなグリーンの香りがします。
●パイン精油と相性の良い精油・・・アンゼリカ・レモングラス・グレープフルーツ・ジュニパー・バーベナ・レモン・ユーカリ・ミント・サイプレスなど。
●パイン精油の作用・・・感染症・抗アレルギー・利尿・発汗・抗菌など。
●パイン精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど全般に。
フランキンセンス
●フランキンセンスとは、カンラン科の樹木で、精油は樹脂を水蒸気蒸留することで得られます。甘くウッディな深い香りです。
●フランキンセンス精油と相性の良い精油・・・ベルガモット・ラベンダー・バジル・カモミール・レモンバーム・ネロリ・ベチパーなど。
●フランキンセンス精油の適応範囲・・・気管支炎・鼻かぜ・胃腸を整える・リラックス・瞑想・肌の若返りなど。
●フランキンセンス精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど全般に。乾燥肌、オイリー肌どちらにも。特に老化肌のマッサージに。
●フランキンセンス精油の注意点・・・妊娠中の使用は控えてください。
ベルガモット
●ベルガモットとは、柑橘系の果物で、精油は果皮から圧搾法で得られます。爽やかで、花の甘みもある香りです。
紅茶のアールグレーの香りづけにも使われます。
●ベルガモット精油と相性の良い精油・・・柑橘系全般・フローラル系全般・ラベンダー・カモミール・ゼラニウム・ネロリ・ジュニパーなど。
●ベルガモット精油の適応範囲・・・呼吸器系の不調・消化器系の不調・抗うつ・膀胱炎・子宮の強化・あらゆる肌のお手入れに。
●ベルガモット精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど全般に。
●ベルガモット精油の注意点・・・感光作を起こすフロクマリンを含んでいます。使用後は日光に当たらないでください。人工的にフロクマリンを除去した精油もありますので、昼間に使用するときはそちらを使用してください。
ヘリクリサム(イモーテル)
●ヘリクリサムとは、キク科の低木で、精油は花を水蒸気蒸留することで得られます。スパイシーで甘く、ウッディな香りがします。
●ヘリクリサム精油と相性が良い精油・・・・グレープフルーツ・ベルガモット・レモン・バーベナ・サイプレス・オレンジ・ネロリなど。
●ヘリクリサム精油の適応範囲・・・気管支炎・感染症・抗炎症・精神的なショック・肌の細胞再生など。
●ヘリクリサム精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど全般に。ニキビやキズ跡、妊娠線のケアに。
セージ
●セージとは、シソ科のハーブで、精油は乾燥葉から水蒸気蒸留法で得られます。新鮮でスッキリしたハーブの香りがします。
●セージ精油と相性の良い精油・・・オレンジ・ベルガモット・ローズマリー・ラベンダーなど。
●セージ精油の適応範囲・・・風邪・気管支炎・筋肉痛・肩こり・女性ホルモン様作用
●セージ精油の使用方法・・・芳香浴・湿布・うがい。
●セージ精油の注意点・・・妊娠中は使用しない。
マンダリン
●マンダリンとは柑橘系の果物で、精油は果皮を圧搾して得られます。甘い陽気な香りがします。
●マンダリン精油と相性の良い精油・・・柑橘系全般・ネロリ・ナツメグ・コリアンダー・ゼラニウム・クラリセージなど。
●マンダリン精油の適応範囲・・・血行促進・消化不良・月経前症候群・心の緊張・興奮・ニキビ・乾燥肌など。
●マンダリン精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど全般に。妊娠線のケアに。
●マンダリン精油の注意点・・・酸化しやすいので冷蔵庫保存してください。
マージョラム
●マージョラムとは、シソ科のハーブで、精油は花の先端から水蒸気蒸留法によってとられます。スパイシーで温かな香りがします。
●マージョラム精油と相性の良い精油・・・オレンジ・ベルガモット・ローズ・カモミール・ラベンダー・イランイランなど。
●マージョラム精油の適応範囲・・・不眠・偏頭痛・筋肉痛・肩こり・消化不良・緊張・傷など。
●マージョラム精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど全般に。
●マージョラム精油の注意点・・・月経促進作用があるため、妊娠中は使用しない。
ミルラ(没薬)
●ミルラとは、カンラン科の低木で、精油は樹脂から水蒸気蒸留法によって得られます。ムスク調の香りがします。
ミルラは、エジプトのミイラの語源になった精油で、遺体の処理にミルラが使われたということです。
●ミルラ精油と相性の良い精油・・・フランキンセンス・コリアンダー・ラベンダー・サンダルウッド・レモン・シダーウッドなど。
●ミルラ精油の適応範囲・・・気管支炎・免疫強化・関節痛・消化不良・抗酸化作用など。
●ミルラ精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど全般に。特に老化した肌。オイリー肌。
ベンゾイン(安息香)
●ベンゾインとは熱帯地方の樹木で、精油は樹脂から溶剤抽出法によって得られます。バニラに似た甘い香りがします。
●ベンゾイン精油と相性の良い精油・・・ローズ・ラベンダー・コリアンダー・ジュニパー・ミルラ・ゼラニウムなど。
●ベンゾイン精油の適応範囲・・・月経前症候群・抗うつ・興奮・喘息・抗炎症・乾燥肌など。
●ベンゾイン精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど全般に。特に乾燥で荒れた肌に。
●ベンゾイン精油の注意点・・・敏感肌を刺激する場合があるので注意して使用する。
ライム
●ライムは、柑橘系の果物で、精油は果皮から水蒸気蒸留法によって得られます。甘くシャープでさわやかな柑橘系の香りがします。
●ライム精油と相性の良い精油・・・ベルガモット・ティートゥリー・クラリセージ・パイン・シダーウッド・ローズ・ラベンダー・ネロリなど。
●ライム精油の適応範囲・・・抗菌・健胃・感染症・不安・抗うつ・肌のはりを保つなど。
●ライム精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど全般に。
●ライム精油の注意点・・・敏感肌を刺激する場合があるので注意して使用する。
リンデン
●リンデンとは、シナノキ科の植物で、精油は花から溶剤抽出法によって得られます。甘く、深いフローラルの香りがします。
●リンデン精油と相性の良い精油・・・ネロリ・ラベンダー・ローズ・ジンジャー・グレープフルーツ・マージョラムなど。
●リンデン精油の適応範囲・・・緊張・不安・血行促進など。
●リンデン精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケアなど全般に。
レモン
●レモン精油は、果皮を圧搾することで得られます。さわやかな柑橘系の香り。
●レモン精油と相性の良い精油・・・・ウッディ系・ジュニパー・ラベンダー・ユーカリ・ローズマリー・カモミール・ネロリなど。
●レモン精油の適応範囲・・・殺菌・のどの炎症・ニキビ・集中力向上など。
●レモン製油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど全般に。
●レモン精油の注意点・・・光毒性があります。肌に使用後は日光に当たらない。敏感肌の人は注意して使用する。
レモングラス
●レモングラスは、イネ科のハーブで、精油は葉から水蒸気蒸留法によって得られます。レモンに似た少し甘くきつい香りがします。
インドや東南アジアの国でお料理によく使われるスパイスです。カレーやトムヤムクンなどの香り付けに使用されます。
●レモングラス精油と相性の良い精油・・・ライム・ラベンダー・ゼラニウム・ジュニパー・ユーカリ・パインなど。
●レモングラス精油の適応範囲・・・殺菌・消化不良・消化促進・不機嫌・集中力向上・オイリースキンなど。
●レモングラス精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど全般に。特にオイリー肌。
●レモングラス精油の注意点・・・敏感肌は炎症を起こすことがあります。
ローズ
●ローズ精油は、バラの花びらを水蒸気蒸留することで得られます。香りの女王・強い花の香り。
●ローズ精油と相性の良い精油・・・・サンダルウッド・ジャスミン・ラベンダー・ネロリ・オレンジ・カモミール・パチュリー・ベルガモットなど。
●ローズ精油の適応範囲・・・抗菌・月経促進・生理不順・頭痛・乾燥肌・アレルギー肌など。
●ローズ精油の使用方法・・・あらゆるタイプの肌に芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケア全般に。特に乾燥肌、荒れた肌。
ローズウッド
●ローズウッドとは、クスノキ科の樹木で、精油は樹木を水蒸気蒸留することで得られます。バラに似た樹木の香りがします。
●ローズウッド精油と相性の良い精油・・・ほとんどの精油と相性が良い。柑橘系全般、フローラル系全般、ウッディ系全般。
●ローズウッド精油の適応範囲・・・無気力・抗ウツ・集中力向上・乾燥肌・抗菌など。
●ローズウッド精油の使用方法・・・あらゆるタイプの肌に芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど全般に。
ローズマリー
●ローズマリーは、シソ科のハーブで、精油は花を水蒸気蒸留することで得られます。染みとおるようなスッキリとした香りです。
西洋料理にもよく使われるスパイスです。肉のグリル料理、煮込み料理、フォカッチャなどのパンにも使われます。
●ローズマリー精油と相性の良い精油・・・・簡潔系・ミント・シダーウッド・ジュニパー・マツ・バジル・ラベンダー・マートルなど。
●ローズマリー精油の適応範囲・・・抗菌・筋肉痛・脳の活性化・集中力向上・月経促進・オイリー肌など。
●ローズマリー精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど全般に。黒髪をより美しくします。
●ローズマリー精油の注意点・・・月経促進作用があるので、妊娠中は使用しない。
ローズゼラニウム
●ローズゼラニウムとは、フクロソウ科のハーブで、精油は葉と花から水蒸気蒸留法によって得られます。バラに似た香りがします。
●ローズゼラニウムと相性の良い精油・・・オレンジ・ベルガモット・ラベンダー・クラリセージ・サンダルウッドなど。
●ローズゼラニウム精油の適応範囲・・・抗うつ・ホルモンの調整・皮膚病・ニキビなど。
●ローズゼラニウム精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど全般に。特にニキビや炎症に。
ユーカリ
●ユーカリとは、フトモモ科の樹木で、精油は葉と枝から水蒸気蒸留法によって得られます。スッキリとした染みとおるような香りがします。
●ユーカリ精油と相性の良い精油・・・・レモン・バーベナ・ラベンダー・マツ・レモンバームなど。
●ユーカリ精油の適応範囲・・・抗菌・解熱・気管支炎・筋肉痛・集中力の向上・消臭・ニキビなど。
●ユーカリ精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど全般に。特にニキビ、ふけのケアに。
●ユーカリ精油の注意点・・・敏感肌の人には刺激がある場合があります。
遮光ビン
手作りコスメの保存用に遮光ビンを使用します。
遮光ビンとは、ビンに青や茶などの色が付いていて、光を遮ることのできる容器です。中身の液体が劣化するのを防ぎます。
ガラス製のビンは煮沸消毒もできるので、手作りコスメ用の容器はなるべく遮光ビンがおすすめです。
私個人の感想ですが、使用するビンは、口の広いもの(ジャムのビンみたいなもの)が洗浄しやすいので気に入っています。
口の狭いビンは、キレイに洗えたかイマイチ心配です(^^;)
※手作りコスメ用に「あったら便利な道具」を紹介しています。
手作りコスメは、お金をかけずに自分に合ったものを作れるのが魅力です。道具も代用できるものは、わざわざそろえる必要ないと思います。自分なりに工夫して、手作りコスメを楽しんでくださいo(^-^)o
ビーカー
手作りコスメを作る際に、ビーカーは、植物オイル・精製水・エッセンシャルオイルなど、液体のものを混ぜるのに使用します。
ミツロウなどを湯煎するときにも使用します。
手作りコスメ用には、100ml・30mlの大小2個くらいあると便利です。
私は買って早々、落として割ってしまいました。ビーカーは薄いので割れやすいです・・・。
みなさん気をつけてください(^^;)
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マドラー(ガラス棒)
手作りコスメを作る際にマドラーは、液体の材料を混ぜ合わせるときに使用します。
ガラス製は煮沸消毒ができるので、手作りコスメに使用するマドラーはガラス製がおすすめです。
みつろうでクリームなどを作るときは、爪楊枝もなかなかオススメです。
使い捨てしても、経済的なところもいいですね(^-^)
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乳鉢(乳鉢と乳棒のセット)
手作りコスメを作る際に乳鉢セットは、粉状の材料を混ぜるのに使用します。
あら塩など、粒の粗いものを、より細かくすりつぶすのにも使用します。
ドライハーブを粉状にするときにも使用しますが、かなり根気がいります。
なので、最初から粉状のものを購入した方が便利ですね(^-^)
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メスシリンダー
手作りコスメを作る際、メスシリンダーはエッセンシャルオイルや植物油など液体の材料を計るときに利用します。
メスシリンダーとは、円柱形で目盛りのついた液量計です。煮沸消毒ができるので、手作りコスメ用にはガラス製のメスシリンダーがおすすめです。
キッチン用の計量カップより、こまかく測れるので、きっちり計量したいときに、メスシリンダーはやはり便利です。
一輪挿しにしても可愛いです(^-^)
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ハンドミキサー
手作りコスメを作る際にハンドミキサーは、主にクリームなどを作成するときに便利です。慣れないうちは、ミツロウを使用したクリームはなかなか難しいので、ハンドミキサーがあるとよいと思います。
が、大量に作るとき以外は、ハンドミキサー自体大きいので、逆に使いづらいのかもしれません。
苛性ソーダで手作り石けんを作る場合、材料をまぜるのにハンドミキサーを使うのは危険です。
飛び散って肌に付いたら火傷をしてしまうので、石けん作りは泡だて器で地道にまぜるのが安全です。
または、ペットボトルに材料を入れて作る方法もあります。
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計量スプーン(ステンレス製)
手作りコスメを作る際、計量スプーンはステンレス製のものがおすすめです。
アルミやプラスチック製だと、材料によって溶けたり変色したりします。ステンレス製だと煮沸消毒もできるので、手作りコスメ用にはステンレス製をおすすめします。
計量スプーンのサイズは、15CC(大さじ)、5CC(小さじ)、2.5CC(小さじ1/2)の3種類あると、便利です。
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ボウル
手作りコスメを作る際にボウルは、粉の材料を混ぜたり、ペーストものを混ぜたり、湯煎したりするのに利用します。
アルミ製や、プラスチックのボウルは溶けたり変色する可能性があるので、手作りコスメ用にはガラス製か、ステンレス製のボウルがおすすめです。
苛性ソーダを使う手作り石けんを作る場合、ステンレスのボウルを使用しても、微量ですがボウルの成分が溶け出して、石けんが酸化しやすくなる、といわれています。
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鍋
手作りコスメで鍋は、湯煎や煮沸消毒にする時に使用します。湯煎には鍋ではなく、ボウルを代わりに使用することもできます。
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スプレー容器
手作りコスメで使用するスプレー容器は、ガラスの遮光ビンがおすすめです。
スプレー容器は、化粧水や香水を作ったときにあると便利です。
エッセンシャルオイルを利用した化粧水などの保存するとき、プラスチック製だと容器が微量ですが溶け出すようです。
エッセンシャルオイルを利用する場合は、特にガラス製がおすすめです。
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ラベルシール
手作りコスメは市販の化粧品のように、合成保存料が入っていないので、日持ちしないものが多いです。ラベルシールに日付を入れ、保存期間を考えながら使用してください。
手作りコスメは、1~2週間くらいで使いきれる量を作るのが良いと思います。
アルコールを多いく使ったものは、1ヶ月~3ヶ月くらいでも大丈夫なものもあります。
保存期間を長くしたい場合は、天然成分で作られている保存料などもありますので、そちらを利用されると良いと思います。
保存料も人によって合う、合わないがあるので、事前にパッチテストを行ってから利用してください。
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エッセンシャルウォーマー
手作りコスメを作る際にエッセンシャルウォーマーは、植物油を温めたり、ミツロウなどを溶かすのに使用します。エッセンシャルウォーマーは、キャンドルの熱を利用します。コンパクトなので、1つあると便利です。
エッセンシャルウォーマーがない場合は、もちろんお鍋やボウル、ガラスびんなどでも代用できます。
エッセンシャルウォーマーは、キャンドルの火を使用しますので、火の取り扱いには、充分注意をされてください。
※火の消し忘れというミスは、案外多いですよ。
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ゴムべら
手作りコスメを作る際にゴムべらが1つあると便利です。クリームやパック、手作り石鹸を容器に移すときに、キレイにすくいとることが出来て、無駄がありません。
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マスク
マスクは、コスメを作るときには、必要ないですが、石けんを作る場合は着用してください。
マスクではなくて、タオルをまいても良いです。
手作り石鹸の材料である苛性ソーダは劇薬です。直接肌に付くと火傷をします。お子さんやペットのいる方は、特に取り扱いに注意してください。
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ゴム手袋
手作りコスメでは、主に石鹸を作る際にゴム手袋を使用します。
手作り石鹸の材料である苛性ソーダは劇薬です。直接肌に付くと火傷をします。お子さんやペットのいる方は、特に取り扱いに注意してください。
何度か作っていて、なれてきたころに注意力散漫になって、ミスしやすくなります。苛性ソーダが劇薬だということを忘れないでください。
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エプロン
手作りコスメを作る際には、エプロンをすることをおすすめします。手作り石鹸を作るときは特に、苛性ソーダからの防護にもなります。
またエッセンシャルオイルは、種類によっては1度服に付くとなかなか香りの取れないものもあります。
髪を染めるのに使うヘナは、服につくと、オレンジに染まってとれなくなる場合もあります。
そういうモノから、肌や服を守るためにエプロンをしましょう。お料理するときと同じです。
※手作りコスメ用に「あったら便利な道具」を紹介しています。手作りコスメは、お金をかけずに自分に合ったものを作れるのが魅力です。道具も代用できるものは、わざわざそろえる必要ないと思います。自分なりに工夫して、手作りコスメを楽しんでくださいね。
エッセンシャルオイル(精油)
エッセンシャルオイルとは、精油とも呼ばれ、植物の花・葉、果物の皮などから抽出されます。
それぞれのエッセンシャルオイル(精油)は、異なる芳香物質や有効成分を含んでいます。
エッセンシャルオイル(精油)は、原則として純度100%のものを指します。
希釈したものや香料などを添加したものは、「フレグランスオイル」「ポプリオイル」「アロマオイル」などと呼ばれ、安価なものが多く、手作りコスメ、またはアロマテラピーには使用できません。
エッセンシャルオイルは、芳香浴、マッサージ、手作り化粧品、手作り香水などに使用されます。
その際、キャリアオイル、アルコール、その他ベースとなるもので希釈して使用します。
ハーブ
ハーブとは、草や木、葉などのことで、人間の生活に役立つ植物を総称してハーブといいます。植物を乾燥させたドライタイプのものと、植物をつんだばかりのフレッシュタイプのものがあります。
手作りコスメでは、ハーブを植物油・ビネガー・アルコール・お湯などにつけて成分を抽出したものを利用します。抽出液は、手作りコスメ全般に利用します。
また、乾燥ハーブを手作り石鹸に練りこんだり、細かく粉状にしてメイク用品の色づけに使用したりします。
キャリアオイル(ベースオイル、植物油)
キャリアオイルとは、アロマテラピーでのマッサージを行う際に、精油を希釈するベースとなる植物油のことです。精油は濃度が濃く、直接肌に塗ることができないため、ベースとなるオイルで希釈します。
肌の深い部分にエッセンシャルオイルを運ぶため、キャリア(運搬する)オイルと呼ばれています。
キャリアオイルの代表的なものは、アーモンドオイル、ホホバオイル、オリーブオイル、グレープシードオイル、マカダミアナッツオイルなどがあります。
キャリアオイルは、マッサージの他に、手作りのクリーム類や、手作り石鹸などの材料にもなります。
クレイ
クレイとは、粘土のことで、手作りコスメのパックによく使われる素材です。
粘土の採れる場所によって含まれるミネラル分などに違いがあり、効果が変わります。クレイに含まれるミネラルの違いは、色によって識別され、クレイの色にはホワイト・ピンク・レッド、グリーンなどがあります。
クレイに含まれるミネラル成分は、マグネシウム・カリウム・鉄分・ナトリムなどで、肌の老廃物を取り除くことにより、くすみを取り、美白効果があるといわれています。殺菌作用もあるため、オイリー肌やニキビに有効だといわれています。
精製水
精製水とは、ろ過・蒸留・イオン交換を経て得られた不純物が非常に少ない水のことで日本薬局方で規定されています。
精製水は、手作りコスメでは化粧水や石鹸作り、その他いろいろな場面で使われる基本的な素材です。
特に手作り石鹸を作る場合は、ミネラルウォーターや水道水より、不純物の少ない精製水が適しているといわれています。どこの薬局でもおいてあり、500cc入りで100円前後で手に入ります。
無水エタノール
無水エタノールとは、99.5%以上の純度のエタノールが含まれている消毒剤のことです。水を含まない純粋なアルコールで、薬局で購入することができます。
手作りコスメでは、化粧水や香水などに使用する基材です。
揮発性、引火性が高いので、使用する際に火気のないところで使用するなど、注意が必要です。
無水エタノールが手に入らない場合、40度以上のウォッカやホワイトリカーを代わりに使用することもできます。エタノール以外で作ったものは、保存期間が短くなります。ラベルシールに作成日を記入し、冷蔵庫に保存してください。
ビネガー
ビネガーとは、お酢のことです。手作りコスメでは、ハーブを酢に漬けて有効成分を抽出しハーブビネガーを作ります。抽出したハーブビネガーは化粧水やその他のコスメ用品を作る際に使用したり、そのまま石鹸でシャンプーした際のリンスなどに使います。
ワインビネガー、アップルビネガー、ラズベリービネガーなどは香りも楽しむことができます。また、ハーブの抽出液を作る場合に、アルコールでは肌に刺激を感じる方には、お酢の方が穏やかなのでオススメです。ハーブビネガーは入浴剤としても使用できます。
ビネガーをローションに微量加えると、弱酸性のローションを作ることができます。
ウォッカ
ウォッカとは、主に穀類を原料として、糖化、発酵、蒸留、ろ過した蒸留酒のことで、高純度(40~56容量%)のアルコールです。
手作りコスメでは、各種コスメ用品の材料として使用します。
主に、ハーブから成分を抽出するさいの基材として使用したり、エッセンシャルオイルでローションを作るときに成分がよくまざるようにするために使用します。
また、容器を消毒する際にも使用できます。煮沸消毒がめんどうだと思う人には、こちらが簡単なので、オススメです。消毒に使用できるアルコールは、ウォッカの他に、35度以上のホワイトリカーなどがあります。
フローラルウォーター
フローラルウォーターとは、植物から精油を水蒸気蒸留法で抽出する際に出来る副産物で、微量ながら精油成分も含まれます。
手作りコスメを作る際に、精製水の代わりにも使用されます。そのままでも化粧水として使用できます。
フローラルウォーターの代表的なものは、ローズウォーター・カモミールウォーター・ラベンダーウォーター・ローズマリーウォーターなどがあります。
みつろう(ビーワックス)
みつろうとは、蜜蜂が巣作りをする時に作り出す天然のロウです。みつろうはすぐれた皮膚柔軟化作用、保湿作用があります。
みつろうは、手作りコスメで保湿クリーム、リップクリームなどを作る際に使用する材料です。
精製したみつろうが無臭で色も白に近いので使いやすいようです(個人の好みです。私は精製してないものの方が好きです)。
みつろうはアロマショップなどで入手できます。 また、みつろうは手作りキャンドルを作る際にも使用します。ほのかに蜂蜜のような香りのキャンドルが作れます。
ココアバター(カカオバター)
ココアバター(カカオバター)とは、カカオの脂肪のことです。
カカオマスを圧搾して抽出される天然のバターで、ほんのりチョコレートのような香りがします。
ココアバターは保湿効果が高く、手作りコスメのリップクリームやフェイスクリーム、ヘアケア用品、石けんなどの材料に使用します。体温で簡単にとけるので、そのままクリームとして使用することもできます。
また、ココアバターは非常に酸化しにくいという特性を持っていますので、長期保存にも向いています。
尿素
尿素は、皮膚の水分を保持する作用をもつ成分の1つです。医薬品の材料にも使われ、保湿効果が高く、古い角質をやわらかくする作用もあります。
手作りコスメでは、尿素は保湿剤として、ハンドクリームやローションなどに使用します。
尿素は薬局、またはアロマショップなどで購入できます。
尿素は肌に刺激となる場合があるので、市販の化粧水では濃度3%までと薬事法で決められています。手作りされる場合もこの範囲で使用してください。今井龍也氏考案の水に尿素を入れた「美肌水」は手軽に作れる手作り化粧水として人気があります。
シアバター
シアバターとは、アフリカの乾燥地帯でとれる油脂のことで、アーモンドに似たシアの実から作られる植物油です。
シアバターは皮膚の乾燥や刺激に最も効果的と言われている油脂で、キズや皮膚病の保護にも使用されます。また、肌に良くなじみ栄養を与え、紫外線防止効果もあるといわれています。
手作りコスメでは、保湿クリームや石鹸作りなどに使用します。シアバターは常温だと固体なので、湯煎するなど、溶かしてから使用します。
シアバターは、アロマショップなどで購入できますが、手作りコスメの素材の中では、高価です。
グリセリン
グリセリンとはアルコールの一種です。
グリセリンはヤシ油やパーム油などが分解する際に得られます。
グリセリンは水分を引き寄せる働きがある天然の保湿成分なので、手作りコスメでは、化粧水・ヘアリンス・手作り石鹸などの材料として使用します。
その他、グリセリンは石鹸でのお洗濯や、手作りの歯磨き粉の安全な甘味様として使用されます。
グリセリンは、薬局、またはアロマショップなどで購入できます。
動物性のものと、植物性の2種類があるので、購入するとき、店員さんにどちらのものなのか確認してみてください。
クエン酸
クエン酸とは、柑橘類などに多く含まれている酸の一種です。酢やレモンや梅干しの酸っぱさの成分です。
手作りコスメでクエン酸は、ヘアリンスや化粧水などに使用します。クエン酸にはpH調整(微量くわえると弱酸性になります) 、酸化防止 、抗菌 などの作用があります。
その他クエン酸は、石鹸でのお洗濯の際に、仕上げのリンス剤や、キッチンのお掃除にも使用できます。すっぱい匂いがしないので、酢の香りが苦手な方には、クエン酸がオススメです。
また、食品グレードのものだと、重曹・砂糖などとともに水にまぜて、自家製ソーダ水が作れます(^-^)
重曹(ベーキングソーダ)
重曹とは、白い粉状のもので、水素ナトリウムまたは重炭酸ソーダのことです。ベーキングソーダとも呼ばれます。
胃薬から料理、掃除、洗濯、手作りコスメにも使われ、用途の広い天然成分です。水溶液は弱アルカリ性です。
重曹は、手作りコスメでは、スクラブや入浴剤として使われます。また、グリセリンと混ぜて歯磨き粉としても使用できます。
食品グレードの重曹は、ホットケーキやソーダ水を作るときにも使用します(たくさん入れると苦くなります)。
苛性ソーダ
苛性ソーダとは、海水からとれる天然の塩から作られる強いアルカリ性の物質です。
手作りコスメでは、主に石鹸の材料として使われます。
苛性ソーダは薬局で購入できますが、劇薬に指定されています。購入には印鑑が必要になります。
苛性ソーダの顆粒や水溶液は皮膚につくとやけどをします。ゴム手袋、ゴーグル、マスクなどを使用してください。特に小さなお子さんや、ペットなどがいるお宅は取り扱いに充分注意してください。
湿気を吸いやすいので、保管場所に注意してください。
ヘナ
ヘナとはインドや北アフリカに生えている、ミソハギ科の植物で、乾燥させた葉を、粉末状にしてヘアカラーとして使用します。
ヘナに含まれるラウソンという成分が髪をオレンジ系に染色します。ヘナは染色効果の他に、トリートメント効果、紫外線吸収効果を持っているので、髪をしっとり、しなやかでコシのある状態にしてくれます。
ヘナを毛染めとして使う場合は、温度が高いほうが発色が良くなります。基本的にはオレンジ系の色にしか染まりませんが、コーヒーやハーブなどの粉末を混ぜて違った色調も出すことが出来ます。
ヘナ染めをすると、髪がキシキシする場合があります。そういう時は植物油などを少量混ぜると良いです。
色持ちを良くするのには、レモン汁を少量くわえると良いようです。
キサンタンガム
キタンサンガムとは、トウモロコシなどの糖分から作られる水溶性の天然多糖類のことです。
水分に混ぜることで簡単にジェルを作ることができます。
手作りコスメでは、手作りクリーム・乳液・ジェルなどに作るのに使用します。
ジェルなどを作るとき水分がたりないと、肌の上でパリパリになって、カスのようなものが出る場合があります。
何度か作ってみて、水分調整されると良いと思います。
植物性乳化ワックス
植物性乳化ワックスとは、菜種油由来成分やパーム油由来成分から作られる化粧品の素材のことです。乳化、界面活性効果があるので、手作りコスメでは、オイルと水分を混ぜてクリームや乳液を作ります。ミツロウより扱いも楽で、使用感も良いことから、手作りクリームによく使用されている素材です。植物性由来成分であっても合成界面活性剤に属するため、安全性に疑問を持っている方もいるようです。
シルクパウダー
シルクパウダーとは、蚕の繭を粉末状にしたもので、主にセリシンとフィブロインという成分を含有しています。セリシンは紫外線防御・美白効果があるといわれています。また、フィブロインは保湿効果が期待できるそうです。手作りコスメでシルクパウダーはファンデーション、クリーム、化粧水などに使用されます。
ベタイン
ベタインとは、ビート(砂糖大根)から抽出される天然植物性保湿剤です。ベタインは非常に保湿力があり、手作りコスメでは、手作り化粧水・乳液・クリームなどの保湿剤として使用します。ベタインを水に溶かすとアミノ酸系の保湿化粧水を作ることが出来ます。
キャンデリラワックス
キャンデリラワックスは手作りコスメでは主に、口紅作りに使用される素材で、キャンデリラという多汁植物から抽出される、植物性天然ワックスです。色は黄色です。口紅に光沢を増し、クリームや固い石鹸を作るたのに使用します。
手作りの口紅では、ビーワックスやココアバター、シアバターなども使われますが、キャンデリラワックスはそれらの素材より扱いやすく失敗も少ない上に、出来あがりの口紅が、色落ちしにくいなどの特徴があります。
★手作りコスメ(化粧品)でのキャンデリラワックス使用例★
・口紅
・リップ
・石鹸
・ヘアワックス
1,3-ブチレングリコール(BG)
1,3-ブチレングリコールは多価アルコールの一種で、略してBGとも呼ばれます。グリセリンよりも保湿力がありべたつきにくい液状水溶性成分です。
1,3-ブチレングリコールは手作りコスメでは、生薬やハーブなどの有効成分を抽出する際の抽出液(溶剤)としても使われます。
その他に、軟膏、クリーム、乳液、化粧水などに保湿剤として使用されます。1,3-ブチレングリコールは、エタノールより刺激が少ないため乾燥肌に適しています。抗菌性やビタミンCの酸化を防ぐ作用もあります。
二酸化チタン
酸化チタンとは、ミネラル(鉱物)の一種で白色の無機粉末です。
手作りコスメで酸化チタンは日焼け止め化粧品の紫外線散乱剤として用いられます。
酸化チタンは、特に紫外線のUV-Bを吸収し、UV-A短波反射するサンスクリーン剤です。酸化チタンは親油性で、使用するときは植物油で溶かすとクリームなど作りやすくなります。
パッチテストの方法
●パッチテストをする対象をガーゼにしみこませます。
※精油の場合、精油1滴を5mlの植物油で希釈してから、テストします。
※植物油の場合、そのまま。
※出来上がったローションなども、そのままの濃度でテストします。
●ガーゼ等に染み込ませ、腕の内側のやわらかい部分に貼り、24~48時間おいて様子を見ます。
●かぶれ、かゆみ、赤みなどが出た場合は、使用を中止してください。
※パッチテストで大丈夫でも、実際に手作りコスメを作って使用しはじめてからかぶれが出たりする場合もあります。そういう時は使用を中止することをおすすめします。
皮膚トラブルを起こした場合は
●パッチテスト中にかゆみなど、異常があらわれたら、テストを中止し、その部分を大量の水で洗い流してください。
●手作りコスメを使用中に皮膚にかゆみや炎症などが出てきた場合は、使用を中止してください。
※どちらの場合も、症状がひどい場合は専門医の診察をうけることをおすすめします。
石鹸を作る際の注意
●手作り石鹸に使用する苛性ソーダは、劇薬に指定されています。購入には印鑑が必要です。
●苛性ソーダの顆粒や水溶液は皮膚につくとやけどをします。ゴム手袋、ゴーグル、マスクなどを使用してください。
●小さな子供、ペットなどのいるお宅は、特に取り扱いに注意してください。
●苛性ソーダは、湿気のない高い棚の中などに保管してください(子供とペットの届かない場所)。
●苛性ソーダの容器にはラベルなどを貼って苛性ソーダ、劇薬であることを表示してください。
●せっけん作りを終えて、道具を洗うときは、まずお酢やクエン酸などの水溶液につけて中和させてください。その後、中性洗剤で洗います。後片付けも、かならずゴム手袋を着用してください。
酸化亜鉛
酸化亜鉛とは、ミネラル(鉱物)の一種で、白色の無機粉末です。、収れん作用や消炎作用があります。手作りコスメでは、弱酸性化粧水に使われるほか、日焼け止めとしてファンデーションや日焼け止めクリームなどに使用します。UV-B波の吸収力は二酸化チタンより劣る反面、UV-A波をしっかりカバーします。二酸化チタンと合わせて使用することでSPF値が上げることが出来ます。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸とは、フカヒレや手羽先などに多く含まれる成分で、人間の皮膚や関節の中にも存在し、クッション剤として働きます。水分を保つ作用があるので、肌の乾燥や荒れを防いでくれます。ヒアルロン酸は高湿度の状態でもべたつき感が少なく、また乾燥した場所だと保湿効果が高くなるという特質があります。手作りコスメでヒアルロン酸は、化粧水・クリーム類・入浴剤などに使用します。
ゴーグル
手作り石鹸を作る際に、ゴーグルの使用をおすすめします(眼鏡でも良いと思います)。
手作り石鹸の材料である苛性ソーダは劇薬です。直接肌に付くと火傷をします。もし目に入ったら大怪我になります。お子さんやペットのいる方は、特に取り扱いに注意してください。
※手作りコスメ用に「あったら便利な道具」を紹介しています。手作りコスメは、お金をかけずに自分に合ったものを作れるのが魅力です。道具も家にあるもので代用できるものは、わざわざそろえる必要ないと思います。自分なりに工夫して、手作りコスメを楽しんでください。
ヤロウ
●ヤロウとは、キク科の植物で、精油は花の先端から水蒸気蒸留法によって得られます。ほんのり甘く温かな樹脂の香りがします。
●ヤロウ精油と相性の良い精油・・・・レモンバーム・マートル・クラリセージ・ヒソップなど。
●ヤロウ精油の適応範囲・・・血行促進・消化促進・ニキビ・セルライト・頭痛・心のバランスを取る・瞑想など。
●ヤロウ精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど全般に。
●ヤロウ精油の注意点・・・敏感肌の人は炎症を起こすことがあります。
ラベンダー
●ラベンダーは、シソ科のハーブで、アロマテラピーでは最もよく使用されます。精油は花から水蒸気蒸留法によってとられます。さわやかで甘く、フローラル調の香りがします。
●ラベンダー精油と相性の良い精油・・・ほとんどの精油と相性が良い。特に柑橘系・ゼラニウム・マツ・バラ・クラリセージなど。
●ラベンダー精油の適応範囲・・・リラックス・抗炎症・鎮痛・肌の細胞再生・ニキビ・不眠症・不安など。
●ラベンダー精油の使用方法・・・芳香浴、お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど全般に。
ラバンジン
●ラバンジンは、シソ科の植物で、ラベンダーを品種改良したものです。精油は花から水蒸気蒸留法でとられます。フローラルな香りです。
●ラバンジン精油と相性の良い精油・・・カモミール、クラリセージ、シトロネラ、ジャスミン、ゼラニウム、柑橘系
●ラバンジン精油の適応範囲・・・リラックス効果・抗感染・抗細菌・筋肉痛など。
●ラバンジン精油の使用方法・・・お風呂、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど全般に。特に、筋肉痛のマッサージに適している。
ローズマリーウォーター
ローズマリーはしみ通るハーブの強い香りで、頭をすっきりしてくれる作用を持っています。
ローズマリーウォーターは、強い収斂作用で細胞を活性化します。
また、ふけを抑制し髪の成長を促進し抜け毛など髪の老化予防、スポーツの前後や、肌の引締め、セルライトや肥満、むくみにも効果的です。
●ローズマリーウォーターの主な使用法●
作り化粧水やクリームを作成する際、精製水のかわりとして、そのまま化粧水として、手作りコスメ全般に使用できます。
オレンジフラワーウォーター(ネロリウォーター)
オレンジフワラー(ネロリ)は、あまい花の香りで、心を安定させ、リラックス作用を持っています。
オレンジフラワーウォーター(ネロリウォーター)は、肌のバランスを整え、潤いを与えてくれます。
敏感肌、乾燥肌、老化した肌に適しています。
●オレンジフラワーウォーターの主な使用方法●
手作り化粧水やクリームを作成する際、精製水のかわりとして、そのまま化粧水として、手作りコスメ全般に使用できます。
ラベンダーウォーター
ラベンダーはリラックス効果があり、肌には抗炎症作用があります。全ての肌質の人に優しい作用を持っています。
ラベンダーウォーターは保湿、収斂作用もあるので、日焼けの後のケアに適しています。にきびなどのトラブル肌にも効果があるといわれています。
●ラベンダーウォーターの主な使用方法●
手作り化粧水やクリームを作成する際、精製水のかわりとして、そのまま化粧水として、手作りコスメ全般に使用できます。
ローズウォーター
ローズは、豊かなバラの香りで心をリラックスさせてくれます。使用する人の肌質を選びません。
ローズウォーターは、殺菌消毒作用、抗炎症作用に優れています。また、血行促進作用、収斂作用があり、乾燥肌、敏感肌、老化肌、すべての肌質に合うと言われています。
●ローズウォーターの主な使用方法●
手作り化粧水やクリームを作成する際、精製水のかわりとして、そのまま化粧水として、手作りコスメ全般に使用できます。
カモミールウォーター
カモミールは、心のこわばりをほぐし、不機嫌を静めてくれる効果があります。肌に対しては炎症抑制作用があり、使用する人の肌質を選びません。
カモミールウォーターは、特にアレルギー、乾燥した肌、炎症を起こした肌に適しています。
※キク科の植物にアレルギーのある人は、注意して使用してください。
●カモミールウォーターの主な使用方法●
手作り化粧水やクリームを作成する際、精製水のかわりとして、そのまま化粧水として、手作りコスメ全般に使用できます。髪の手入れに使用すると、明るい髪をより明るくする作用があります。
サフラワーオイル(紅花油)
サフラワーオイルとは、紅花の種からとれるオイルです。リノール酸の含有率が高く、タンパク質、ビタミン、ミネラルも多く含んでいます。さらりとしたオイルで、すべての肌タイプ向けです。
手作りコスメでは、クリーム、美容オイル、マッサージオイルなどに使用します。サフラワーオイルは酸化しやすいため、冷蔵庫で保存してください。
パームオイル
パームオイルとは、アブラヤシという実からとれるオイルです。主に手作り石鹸を作る際に使用し、石鹸を固める役割を果たす植物油です。手作り石鹸にパームオイルとブレンドすると、あわ立ちが細かくなります。
パームオイルには、未精製のレッドパームオイルと、精製したホワイトパームオイルがあります。
ピーナッツオイル
ピーナッツの実を絞って作られるオイルです。オリーブオイルの代わりに使用され、軽い感触で肌への浸透も良いオイルです。
ピーナッツオイルは、ミネラル、ビタミン、蛋白質を含有し、全ての肌タイプに向いています。
手作りコスメでは、クリーム・マッサージオイル・手作り石鹸づくりに適しています。
ピーナッツオイルはアレルギーを起こす方もいるので、事前にパッチテストをおすすめします。
シャクヤク(芍薬)
シャクヤクとは、ボタン科の多年草で、漢方では腹痛・神経痛・月経痛などの鎮痛に内服で使用されます。
女性向けの強壮剤ともいわれます。
シャクヤクには、保湿効果・抗酸化・血行促進などの働きがあります。
手作りコスメでは、シャクヤクの有効成分を抽出したものを入浴剤・手作り石鹸・美容オイルなどに使用します。
トウキ(当帰)
トウキは、セリ科の植物で、漢方の内服では婦人科系疾患、沈痛、沈静、補血、浄血に使用されます。
血行促進作用があり、しもやけ・アトピー・乾燥肌などにも使用されます。
トウキは、保湿・抗炎症・抗アレルギー・美白などの効果があります。
手作りコスメでは、トウキの有効成分を抽出したものを入浴剤・手作り石鹸・美容オイルなどに使用します。※水に入れると分離します。
ピンククレイ
ピンククレイとは、ホワイトクレイとレッドクレイを混ぜたクレイです。ピンククレイは肌のきめを整えてくれます。
手作りコスメでは、普通肌~乾燥肌・疲労した肌・敏感肌に適しており、パックや入浴剤、ボディパウダー、手作り石鹸などにも使用します。
ホワイトクレイ
ホワイトクレイは、クレイの中で最もマイルドタイプのクレイです。
ホワイトクレイは、ミネラルが豊富で、沈静作用があります。普通肌~敏感肌に適しています。手作りコスメでは、パックや入浴剤、ボディパウダー、手作り石鹸など全身に使えます。
ローズクレイ
ローズクレイは、フランス原産のクレイで、肌の血行促進・老廃物除去・美白などに良いとされています。
ローズクレイは、他のクレイと比べておだやかな使い心地です。
手作りコスメでは、特にアンチエイジング向けで、パックや入浴剤、ボディパウダーなどに利用します。
また、手作り石鹸の色づけなどにも使われます。
コーンスターチ
コーンスターチとは、とうもろこしから作られるデンプンのことです。
手作りコスメでは、コーンスターチは、主にパウダーとして利用します。パウダーファンデーション、リキッドファンデーションの材料としても利用します。
★手作りコスメでの、コーンスターチ使用例★
・そのまま白粉(おしろい)として
・エッセンシャルオイルを加えてボディパウダーに
★身近な食材を利用した手作りコスメでも、肌にトラブルが起きることもあります。敏感肌やアレルギーの方は、まずパッチテストや目立たない場所で試し塗りするなど、自分なりに工夫しながら、手作りコスメを楽しんでくださいねo(^-^)o
天然塩
天然塩には、カルシウム・マグネシウム・カリウムなどのミネラル類が豊富に含まれます。天然塩には、浄化・洗浄・血行促進・殺菌・新陳代謝促進などの働きがあるとされています。
手作りコスメでは、天然塩は入浴剤・スクラブ剤などに利用します。歯磨き用にもおすすめです。
★手作りコスメでの、自然塩使用例★
・エッセンシャルオイルを数滴加えて入浴剤として
・クレイやはちみつと混ぜてスクラブに
・お湯にとかして、洗顔に
★身近な食材を利用した手作りコスメでも、肌にトラブルが起きることもあります。敏感肌やアレルギーの方は、まずパッチテストや目立たない場所で試し塗りするなど、自分なりに工夫しながら、手作りコスメを楽しんでくださいねo(^-^)o
海草(昆布・ふのり・わかめなど)
海草には、さまざまなミネラル、ビタミン、アミノ酸が豊富に含まれています。
海草類には、洗浄・保湿作用があり、肌や髪に栄養を与えてくれます。
手作りコスメでは、海草を化粧水・ヘアパック・スクラブ・手作り石鹸などに利用できます。
★手作りコスメでの、海草使用例★
・粉状の海草をクレイとまぜてヘアパックに
・粉状の海草をヨーグルトとまぜてフェイスパックに
★身近な食材を利用した手作りコスメでも、肌にトラブルが起きることもあります。敏感肌やアレルギーの方は、まずパッチテストや目立たない場所で試し塗りするなど、自分なりに工夫しながら、手作りコスメを楽しんでくださいねo(^-^)o
基本のマウスウォッシュ
基本のマウスウォッシュ
★材料
・アルコール・・・100ml
・精製水・・・・・100ml
・精油・・・・・・20滴くらい
★作り方
・容器に入れて振る
★使い方
・よく振ってから使ってください
・小さなスプレー容器に入れて携帯してもいいですね
★アレンジ
・アルコールの代わりに、ハーブチンキでもOK
★備考★
使用する精油の例
・口臭用・・・ティートゥリー・レモン・ユーカリ・ペパーミント
・口内炎用・・・ベルガモット・レモン・オレンジ
・のどの痛みと咳・・・ローズマリー・クラリセージ・ユーカリ
・歯周病予防・・・ベルガモット・ティートゥリー・クローブ、カモミール
基本のオリーブ石鹸
基本のオリーブ石鹸
★材料
・オリーブ油・・・500ml(458g)
・苛性ソーダ・・・53g(56gにすると、さっぱりタイプの石鹸になります)
・精製水・・・・・180ml(180g)
★作り方
①苛性ソーダを量って、ガラス瓶に入れる
②精製水を加えて、苛性ソーダと混ぜ合わせる(苛性ソーダ水溶液)
・苛性ソーダ水溶液の温度が60~80度に上がります(温度計を入れてください)
③苛性ソーダ水溶液の入ったビンを氷水などにつけて、温度を38~40度に下げる
④オリーブ油をボウルに入れ、湯煎で38~40度にする(温度計を入れてください)
・苛性ソーダ水溶液と、オリーブ油の温度を38~40度にそろえる
⑤オリーブ油に苛性ソーダ水溶液を少しずつ入れ、20分混ぜ続ける
・危険なので、電動泡だて器を使用しない
・白っぽくなるまで混ぜます
⑥ラップをして24時間おきます
・1時間おきくらいに、泡だて器で混ぜます
⑦時間をおいても分離しなくなったら、型に流します
・タネですじがかけるくらいの固さ
⑧型にラップをして発泡スチロールなどに入れ、1日保温する
⑨中身が固まったら、型から取り出し、2~3日おく。
・ゴム手袋を忘れずに着用してください
⑩包丁で切れる固さになったら、使いやすい大きさに切り分ける
⑪乾燥した場所で、4~6週間熟成させて、できあがりです。
★備考★
手作り石鹸を作る際の流れを簡単に紹介しました。
実際には、道具の用意から、材料の取り扱いなど、細かい注意点がたくさんあります。
実際に自作したい方は、本などでよく調べてから挑戦してください。
自己責任でお願いします。万が一事故が起きても当方では責任を負いかねます。
特に苛性ソーダは劇薬ですので、取り扱いには充分注意してください。